元気の源

どのチームにも「元気の源」のような選手がいる。

 

先週のガンバ戦で爆裂したFC東京のスズキノリオはその試合の元気の源だった。ヴァンフォーレ甲府がここまで健闘している大きな要因の一つが茂原の運動量、元気よさにあるのは疑いがない。この日の磐田の山西も元気の中心にいた。(彼の左右への大きな動きが浦和の守備のリズムを崩したのは間違いない。)

 

この日の浦和にはその源を欠いていた。田中・マルクス・トゥーリオを。

 

浦和でも代表でも獅子奮迅の活躍をするこの好漢もシーズンが深まり、流石に疲労がたまってきたのだろう。アテネ五輪の代表で山本昌邦をして「チームに化学反応をもたらす」と言わしめたこの男の不在は流石に痛かった。浦和は2−3で敗戦。

 

しかし、この浦和の敗戦でリーグは面白くなった。

明日、遠藤を欠いたガンバが勝てるかどうか、だ。そうだ、ガンバにはトゥーリオに負けるとも劣らない元気の源がいた、そう、播戸竜二だ。この男が得点を取ればリーグ終盤がさらに面白くなる。

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