アウェイで完勝

赤羽で東北線に乗り換えたあたりから大雨、そして浦和の駅手前で雷。オープンスペースの駒場に行く気が萎えかけたが、生で茂原、藤田、石原、須藤、林のゲーム運びが見たくて見たくてここまで来たんだと気をとりなしバスに乗り込む。渋滞に巻き込まれてゴール裏に着いたのが試合開始直前。しかし雨は止んでいた。

試合は甲府の完勝。
前半は大宮が引いて来たため、いわゆるバイタルエリアのあたりまでしか攻め入れず。絶好調の茂原が左サイド(甲府から見て)でボールを持つたび大宮の選手が最低二人がマークに付き自由にしてもらえない。
それでもボールは殆ど甲府が支配。大宮がボールを持つと激しいプレスをかけ、運動量、球際の強さでも甲府が圧倒(これは90分間続いた)。気持ちの良い勝利だった。

先制点はGKからのロングボールから鈴木が繋いで須藤がヘディングシュート。
もう一点は後半、CKから林が決めたもの。ホームの神戸戦、柏戦のような流れる展開からの得点ではなかったけれど、アウェイでの勝ち点3が取れて非常によかった。

それにしても、林の球のさばき、散らしはどうだ。前半ミスが1回ありイエローカードをもらったけれど、試合を通じてDFライン前でボールを受け、ちらし、カバーに入り、敵をマークし、スペースを埋め、のぞく。しかも今日は得点まで。ボランチがしっかりしたチームは強いというが、林はその典型ではないか。横浜FCでベテラン山口素弘も頑張っているが、チーム内での存在感は林が上だろう。

開幕4連敗をした時はどうなるかと思ったが、内容は悪くなかった。今日の勝利で勝ち点を10に乗せた。
一方の大宮は相当しんどい。現時点でJ2降格の有力候補の一つであると言えよう。小林大吾、藤本もどこにいるのかわからないような出来で寂しかった。

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