見事な3点目
-
ラスタマン
2006年08月18日 08:15 visibility46
昨日から夏休み。午後から家でぼーっとTVを見ていた。本論とは関係ないが、甲子園・高校野球、帝京vs智弁和歌山との試合は稀に見る逆転、逆転の試合だった。8−4で智弁リードの9回表、帝京が8点を取り、8−12。勝負あったと思っていたら9回裏、智弁が5点を取ってサヨナラ勝ち。最後が押し出しのフォアボールというのもいいのか、悪いのか。ヒットを打たれてのサヨナラだったら帝京の選手も自分たち自身を悲しみの中に置き、存分に泣けたものを。フォアボールでは悲しみも中途半端で後々の尾を引く負け方であった。
さて、名古屋vs甲府。両チームとも気になるチーム。
点差は5−1と開いたものの、お互いが攻め合う楽しいゲームだった。特に名古屋が2点を取ってからは、甲府が攻め、名古屋がカウンターで逆襲するというたまらない展開。
名古屋の5点はどれも素晴らしいものだったが、特に3点目は素晴らしかった。
甲府の攻めを凌ぎ、ゴール前左サイド(名古屋から見て)で玉田がセンターライン手前左に開いていた杉本に見事なパス。玉田の目の前には甲府の選手がいたが、変化をつけたグラウンダーのパスで解説の風間氏が思わずうなってしまうほどだった。
杉本は自軍選手の上がりを見ながらタテに数歩ドリブル。センターサークル付近に全力で駆け上がって来た中村に20mほどの横パス。中村はグランドやや右サイドを甲府のゴールめがけてドリブル。左サイドを疾走するヨンセンに見事なグラウンダーのセンタリング。それをヨンセンが左足できっちり決めた。 見事なカウンターからの得点だった。
名古屋はいつJ2に落ちてもおかしくないようなチーム(特にフロントに問題あり)であるが、時折このような素晴らしい試合をする。昨シーズンも苦手なジュビロ戦、アウェイ磐田で見事ジュビロを3−0で粉砕したことがあったが、その試合も素晴らしかった。この試合は杉本がキレキレ。ジュビロの浅いDFラインを破りまくった。
常に先手を取り、集中力を持っていけば優勝はムリでも上位を狙えるチーム力はあるのだ。
- favorite0 visibility46
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件