こんなもんだろう

当初この日は新宿に買い物に行く予定だったが、いい意味で諸事情あり、ＴＶでこの試合を生で見られることになった。サッカーマガジン、エルゴラッソ、各種新聞など活字メディアではベルディは今シーズンは苦しいだろうとの論調が目立ったが、小生はそうは思わない。
昨シーズン何試合か生観戦したが、Ｊ２で優勝した札幌よりもＪ１では戦えると思った。

理由は幾つかあるが、
�ＤＦが安定している：ＧＫに土肥、ＣＢに那須を補強。ボランチに福西も獲得し、ＤＦのセンターラインが計算でき、かつ選手に経験がある。こういうチームは大崩れはしない。
�ゲームメークができる：年齢は若いが精神的に安定しているディエゴの存在は大きい。メンタルもフィジカルも強いこの選手は恐らく大怪我せず１シーズンプレイするだろう。ＤＦラインが安定しゲームが作れればそういうチームは連敗はしない。
�タレントがいる：先述した選手以外にも服部、平本、山田卓也、廣山、高木、などタレントは相当揃っている。集団競技であるが、一方で個の力が重要なことは言うまでもない。９ヶ月に渡る長丁場では個の力が必ず生きてくる。
�ベンチワーク：柱谷監督＋高木コーチのコンビは相当やれそうである。コーチが監督に昇格し、チームに一貫性がある。また、横浜ＦＣをあれだけまとめあげた実績のある高木氏が右腕でベンチにいるのは心強い。情の柱谷に理の高木。いいコンビではないか？　余談だが、今日のスカパーのインタビューで柱谷監督が紳士に振舞っていたのは笑えた。「闘将」と呼ばれたこの選手がＴＶのインタビューでいつ「切れる」か。今から楽しみにしているのは小生だけであろうか？（もちろんいい意味でですよ。監督が優等生ばかりではおもんないわな。

この試合は結果１−１。優勝を狙おうかという川崎Ｆ相手にベルディはよく戦った、というかほぼ互角だったではないか？　元々テクニックのある選手が多いだけに戦術が徹底できればかなりやれるだろう。ＦＷがきっちり点を取ればＪ１中位以上に進出しても全く驚かない。