ありがとう インテル!!

バイエルン対インテル
    2 - 3
 Agg. 3 - 3


ホームでの敗戦をアウェイでひっくり返したのは
CLの歴史上 95-96のアヤックスのみ
とゆーインテルにとって不利なデータがあったし
直前のリーグ戦でバイエルンは大勝 
インテルは追いつかれてのドローと
心理状態も対照的です。
オッズ的にももちろん バイエルン有利は動かないでしょう。

ところがバイエルンは アレナ・ミュンヘンでインテルに勝ったことがない
つージンクスがあります。
さらに付け加えれば
大勝のあとのゲームはムズカしい てのもありますがw

1st leg でリードした場合の勝ち抜け実績100%のバイエルンか
後手を踏んでも2nd leg でひっくり返した実績40%のインテルか
非常に興味が尽きない一戦でしたが
期待に違わぬ好ゲームとなりました。


やはり大勝ボケのバイエルンにはスキがあって
インテルがあっさり先手を取って始まりましたけど
いかんせん ゲルマン相手には早すぎた。
すぐさまロッベンを中心とした反撃を受け
ジュリオ・セーザルがまたやっちまいました。
前回のように 反省するために歩いて帰るヒマもなく
同点から10分後にはミュラーの逆転弾を浴び
窮地に立たされます。

ただセーザルのミスといい 
ミュラーにラスト・パスをプレゼントした形になったモッタといい
起こったことはしょーがないと気持ちを切り替え
それ以上崩れなかったことが幸いしたでしょうか。
ゴメスの折り返しが大ピンチを招いたけど
必死のカヴァーリングとポストのおかげで救われたし
何より驚いたのはラノッキアの急成長です。
1ゲームの間にあんな進化を遂げた選手を見たのは初めてです。
最初はおっかなびっくりやってたもんねぇ~

ハイ・レヴェルの守備が要求されたゲームゆえ
眠っていた部分の能力が刺激され
やってるうちにどんどんパフォーマンスが向上したようです。
最後の方なんかバイエルンの選手を子供扱いするように
クルっとボールを奪っちゃうし
ネスタやカンナヴァーロの後継者として
イタリアで期待がかけられてるのも頷けます。


それに比べると 
風邪で欠場のサネッティに代わりキャプテン・マークを着けたスタンコは
1st legに続き低調なパフォーマンス。
見かねたベンチは 後半開始早々コウチーニョと交替させます。
これで前線にタメが作れるようになったインテルは徐々に反攻を開始。
ただし ゲルマン相手に早目の決着は禁物 てことで
出たぁ~ 「決定しない力」の行使w 

パンデフが決定機を外した
スナイデルも外した
さらには スナイデルのシュートをパンデフが邪魔する
みたいな手の込んだこともありました。
これらのシーンを見て
なんだよ ヘタクソじゃん
と思ったアナタはシロートですw


ま あんまりティフォジを心配させちゃマズいので
とりあえずスナイデルが1点入れておき
ラスト5分で引導を渡すんじゃね? と思って見てたら  
なんとバイエルンが不思議な動きを見せました。
インテルにとって一番の脅威となってたロッベンを引っ込めた!?
あとで聞いたら コンディションの関係で90分持たないから
つーことでしたが このまま逃げ切れると踏んだのはファン・ハールの誤算でした。
外し続けるインテル攻撃陣を見て安心しちゃったのかもしんないですが
入れようと思えばいつでも入れられるんですよw
「決定しない力」を使ってただけw


仕上げは ラスト10分を切ってナガトモの投入です。
大惨事で凹むニホン人に対する最善の演出でしたね。
ダーっと前線に駆け上がるのはいいけど
エトーさんのお邪魔にならないことを祈りつつ見ていたら
歓喜のゴールは苦労人パンデフが決めました。

ありがとう インテル!!
痛くなるほど手を叩きました。
そして 泣けました。









ヘビアシながら

冒頭のアヤックスの件
コメンタリーからの情報によりますと
2nd legでパナシナイコスを破った時の指揮官は 
ファン・ハールだったらしいです。
ひとりで両方体験しちゃうとは 不思議な巡り合わせですねw




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