カイゼン・リポート  (オニール用)

ヴィラ対ウィガン
 0 ― 0

ヘスキーのゴールでポーツマス戦を拾ったヴィラでしたが
相手の拙攻に助けられた側面もあり 薄氷の勝利と言えたでしょう。
シティには行きたくないけどヴィラなら行きたい
つーのがトレンドとなるくらい注目を集める躍進ぶりは
対戦相手からのマークがキツくなる弊害もあったりして
ここからがオニールも腕の見せ所なんですけど
週2のタイトなスケジュールが続くし
ヤングの出場停止のようなアクシデントもあるし
手の内がバレてるから相手も対策を練って来るしで
ここから上を狙うことはケッコー大変。

で ウィガンです。
Big4相手だと歯が立たないんだけど
それ以下のクラブからは着実に勝ち点を稼ぐしぶとさがあります。
スティーヴ・ブルースだって
オニールばかり持ち上げられてる風潮は快く思わないだろうし
ヘスキーを取られたウラミもあるだろうし
オニールからしたら厄介な相手であることは間違いないと思います。

相手ボールになった途端 素早いリトリートで反撃の芽をつぶし
ヴィラの奥の手 電光石火のカウンターを許さず
ブルースのヴィラ対策は実を結びました。
また ゴール前を固めた際に 
ヴィラのシュートはピンボール状態でディフレクトしまくるんですが
ポストやらライン上のカヴァーやら紙一重でゴールを許さず
あぁ 今日はヴィラの日じゃないんだ
と早めに諦めて家路を急ぐヴィラ・サポもいたりして
運も味方に付けたウィガンは オニールに一矢報いた結果になり
ブルースとしては満足でしょうか。


勝ち点1を上積みしたものの
チョイ歯軋りのオニールに今後望まれることは何でしょう。
今まで面白いように決まってたカウンターが
実は偶然の産物だったとわきまえ
手詰まりになった際に打開するためには
わざとスキを作って相手を呼び込み そのウラを狙う みたいな
ミランあたりが得意とする高等戦術を植えつけるしかないかも。

ヘタに真似すると大けがする危険があるので
よい子は真似しちゃいけないんだけど
まず 不自然なスキを作らないことから練習しないと相手も引っかからない。
ごくごく自然にスキがあることを見せる工夫が必要。
これを スキる と言います。(コラコラ
さらに 1回じゃ相手も釣られないからダブルで見せたりするとより効果的です。
スキを人為的に作れるかどーか
ヴィラの今後はソレにかかっている と言っても過言ではないのだ。


などとアホなことを書いてたら イタリアからうれしいお知らせ。
ユーヴェがカリアリに3発食らって撃沈だって。
以前も持ち上げましたが カリアリは侮れないです。
セリエでは唯一プレミアのようなサッカーをしますからね。
今日インテルがトリノを下すと また差が開いちゃうんですけどぉ〜 




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