ブラジル製のヴィタミン剤

小笠原に内田にマルキーニョスもいない鹿島相手なら何とかなるかな
と思ってたら 何とかなった。
こっちも疫病神の20番をベンチから外したし
つか 外すの遅すぎだけど。

で 新加入のミシェウがいきなりスタメン。
ボールも持てるしペネトレイションも狙えるし
いいアクセントになってたと思います。
そんなに目覚しい活躍は無くても
相手から「コイツなにやって来るんだ?」と意識させるだけでも充分でしたが。
そっちに神経が取られれば こっちもスキも突きやすくなるってもんです。 
ジェフには今までそーゆー選手が居なさすぎだった。
ちょっとプレスをかければパス・ミスかバック・パス
こんなに怖さのないチームもねぇだろっつーくらいなもんで
最下位なのも当然。

しかしその最下位を思うように料理できないとなると
イライラが募る首位鹿島
アフター気味のファウルが増え ダニーロが遂に退場になります。
ボスナーに一発食らってたし
追い上げる立場なのに数的不利はマズイだろ と鹿島は本山投入。
ところが本山効果が出る前にFKから巻が追加点。
セット・プレーから2点も取れたら そりゃ楽ですよ。

2点差となった安堵感でスキができ 本山に1点返され 
さらに佐々木竜太まで入って来ました。
以前だったらビビッてどん引き 持ちこたえられず失点を重ねる
みたいな展開になりがちのところ 今日は違った。
数的有利をうまく使い ボールを散らして流れの中から再び巻。
どーしちゃったんだい 第2子御懐妊でもしたのかい
つーぐらいなイキヨイです。
なんか全体的に今日はみんなハイ・テンション。
ナビスコで負けたことなんか きれいさっぱり忘れてる。
中2日だって関係ない ガンガン走り回ってたし。
ブラジル製の小粒なヴィタミン剤が効いたってこと?

3点取られることはしょっちゅうだから今さら驚かないけど
リーグ戦で3点取るのは今季初だよね。
相手が首位の鹿島 つーだけでもユカイなのに
アウェイでは屈辱的な敗戦をしてたから余計ユカイ♪


一方その頃 アムステルダム・トーナメント方面では

インテルがセヴィージャと対戦。
ムンタリが20番を背負い いきなりスタメン。
やっぱモチャモチャ持ちすぎのところを狙われます。
ランパードの代役は荷が重過ぎる。
ローマから移籍のマンシーニも孤立気味。
ロシア鉄道カップで順調な仕上がりを見せたセヴィージャは
前線からの早いプレスでインテルを苦しめます。
頼りになるのはバロテッリのみ。
あれで17歳とはとても信じられません。
まさにスーペル・マリオ。

後半 ズラタンとフィーゴが投入されると状況は一変。
あ 皇帝アドリアーノ様までご登場だい。
選ばれし者達だけに許される めくるめくパス交換なども披露されたりして
結果はスコアレス・ドローながらも
新シーズンへの期待は 否が応にも高まるのでありました。

つづく



chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。