サァクセン!!
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カジュアル一騎
2007年04月05日 00:58 visibility58
勝負所を知り尽くした両チームですから、闇雲に仕掛けたりしません。
このクラスになると早目の先制点は逆効果だもんね。
バイエルンが守備的なのは勿論、ミランだって前の3人に任せきり。
しかし、ジラルディーノ、カカ、セードルフ、噛み合いません。
シーズン当初のギクシャクしたあの感じ、戻っちゃいました。
シェヴァの抜けた穴は想像以上に大きかったです。
バイエルンもミランの固い守備に苦しんでた、、、
つーのはサァクセン!!
撃てば入っちゃうシュバインシュタイガーのミドルを封印させた
フィッツフェルトの策略でしたね。
1点くらい呉れてやってもいい、先制するのは避けろ、
勝負はラスト15分。
40分、オフ・サイド・トラップをかいくぐってピルロ先制ヘッド。
ピルロのヘッド、メズラシー
この辺で1点取れれば楽だよね、と安堵のミランでしたが、
そぉかぁ〜? ちょっと早すぎじゃねぇのぉ〜?
1-0 全然オッケー、ホームへ戻ればこっちのモン、とフィッツフェルト。
そして78分、ついにファン・ブイテンが牙を剥く。
これまで的確な読みでピンチの芽を摘んでいたネスタ、一瞬遅れた。
もう1人のオランダ人マカーイは死んだフリですね。
しかし予想外の事態発生。
84分、ルシオがカカを倒してPK 献上。
前半にも同じシーンがあって、それはノー・ファウル。
この時もルシオの足はボールに行ってたのに不可解な判定。
んが、2-1 全然オッケー、ホームへ戻ればこっちのモン、とフィッツフェルト。
悠然と構える方には運も向いて来るのか思わぬプレゼント。
ロスタイム、大きく弾んだボールにミランの選手が3人かぶり、
わずかな隙間を突いてファン・ブイテン、ドッピエッタ。
時計の確認に食いつくガットゥーゾの願い虚しくタイム・アップ。
得てしてリードをした方がバタバタしちゃう、
つー典型的なゲームになりました。
2度のリードが自らの首を絞める結果に終わったミランです。
インテルvsバレンシアの1st leg を思い出します。
バイエルンにはアウェイ・ゴール2点のオマケ付き。
アンチェロッティが一番恐れていた事態になりました。
- 事務局に通報しました。
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