ゴールパフォーマンス

 昨日は、自分が主催するフットサルだった。

 

 すべてのゴールは価値がある。それが例え、仲間内で楽しんでい
るフットサルのゴールでも。だから、ゴールしたときは、すまして
いないで素直に喜びを表現すべきだ。
 前回のフットサルの打ち上げのとき、おおよそ、そんな話があっ
て、「次回のフットサルでは得点した人は必ずゴールパフォーマン
スをすること」となった。

 

 で、今回である。みんな、ゴールパフォーマンスに何をしようか
微妙に緊張しているのが分かる。みんなそれなりに考えてきたこと
だろうパフォーマンスを発表できる機会を増やすために、「GK無
し、男はペナルティエリアからのダイレクトシュートのみ」という
ルールにした。
 私も普段は、ラストパスに専念しているが、仕込んできたために
がんがんゴールをねらう。しかし、無理な体勢からのシュートばか
りでなかなかゴールできない。
 ロナウジーニョのまねをする人、得点するたびにピンクレディを
振り付けをする人、のだめカンタービレのギャグをする人、ファー
ラーのコカイン吸入のまねをする人、みんないろいろ考えていた。
ようやく私がゴールを決めたとき、パンツに忍ばせていたサンタの
帽子をかぶり、ゴールしたボールも持って、その日参加した子ども
に「はい、クリスマスプレゼント」とやった。サンタの帽子が映え
るために、全身リバプールの真っ赤なユニでプレーしていたのだ。
 もちろん、どうやれば、帽子をすぐに取り出せるか、目立たずに
しまっておけるか、自宅でリハーサルをしたのはいうまでもない。
 仕込みを無事披露できて、ようやく落ち着く。

 

 ともあれ、金曜の飲みの二日酔いを土曜に迎え酒し、迎え酒をし
そこなったせいで、土曜の深夜から下がノロウイルス状態。ふんば
りが効かない、体力がないで、めちゃくちゃ疲れた。当然ある打ち
上げでも、さすがに一滴もアルコールは飲めなかった。みんなも連
日の飲み疲れか、酒は進まず、早々に解散となった。

 

 帰路は、新横浜を通過する。案の定、クラブワールドカップの帰
りにぶち当たる。いつもは、混雑するプラットフォームに立ってい
る側だが、今回は、そのプラットフォームに滑り込む電車の中に座
っている側だ。なぜ急に込むのか分からず驚いている乗客の気持ち
が少し分かったような気がした。決勝は帰宅後に録画を見るつもり
だった。大量の観客が乗ってきたにもかかわらず、だれ一人として
試合の話をする人はいなかった。おかげで、家で十分に楽しむこと
ができた。なるほど、話題に上らない理由が分かった。

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