全国高校サッカー選手権大会・東京都予選

  • hope
    2006年11月13日 11:11 visibility133

毎年この時期になると全国各地で、冬の風物詩である全国高校サッカー選手権大会の予選が始まりやがて代表校が決定してゆく。
僕の地元である群馬県は今年は前橋育英高校に決まりました☆
年末から始まる全国大会では頑張ってもらいたいものです。
さて、人口が密集し最激戦区のひとつである東京予選、昨日は準決勝が行われました。
僕は警備会社のアルバイトとして、サッカー大会のお客さんの誘導や会場警備など裏方の面から高校サッカーに関わっています。
選手や監督、応援団の方々とと間近で接することが多くそのコミュニケーションの取り方や表情や息遣い、プレーなどから様々なことを感じれる場にいます。
準決勝第二試合、国士舘高vs修徳高校。
試合開始と共に修徳高校が攻め2点のリードを奪う、国士舘高校も粘りを見せ1点を返すがそのまま試合が終了。フィールドにいる誰もが勝って決勝に、と言わんばかりの激しい試合だった。
僕はこの試合前に応援団の方々に応援席の範囲など事前に質問を受けることが多く、世間話などしながらこの試合にかける想いを感じていました。
試合終了後、スタジアムを後にする学校関係者ならびに父兄の方々、応援部員、チアリーダー、ほとんどの人が肩を落とし下を向き、泣いている方も少なくなかった。
そのとき去年も国士舘高校は決勝で惜しくも涙を呑んだことを思い出した。
こんなにも支えてくれるサポーターの人々を目にしたとき、勝ち負け関係なく選手たちは本当に幸せなんだなと思った。
仕事を終え、帰ろうとしたとき、スタジアムの外で国士舘高校の監督・選手達が集まってみな一様に泣きながら最後のミーティングをしていた。
監督は一人ひとり選手に言葉を掛けながら、丁寧に抱きしめていた。
去年も僕は同じ場所で同じ光景を目にしたのを思い出した。
今でも思い出す、監督の「お前たちを全国に連れていってやれなかった、私の責任だ、申し訳ない」という泣きながら話した言葉。
この言葉で選手達はず随分と救われたと思う。
それと同時に負けたら終わりという予選の厳しさも感じた。
高校サッカーはずるさや汚い駆け引きはなく、常にがむしゃらにチームのためにプレーしている選手達がいる。
そして、なんとかチームを選手達に勝たせてあげたいと思う監督。
全国という目標を掲げ1枚しかない切符を巡り、そこには多くの選手、監督、学校関係者の想いが募っている。
勝って喜ぶチームがあれば、負けて悔しがるチームがある。1試合、そして1つのプレーに想いをこめて、選手たちにはプレーしてもらいたい☆
僕のサッカーサークルも来月の16、17日に3、4年全員が出席できる最後の合宿大会に出場する。
高校で言えば、高校3年間で最後の大会、すなわち全国高校サッカー選手権・予選にあたる。
悔いは残したくない…。
選手・マネージャーも含めて最高の大会になれるように、合宿大会までに、良い準備をしたいと思う(^。^)

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