カカ、残留を祝うドッピエッタ

カカ残留。今季CL出場を逃しながら、高年俸選手を多く抱え、財政的な問題が浮き彫りになった。
1990年、クライフのバルサにファン・バステンが引き抜かれそうになったとき、ミランは年俸を上げて留める事ができたが、今同じようにオファーがきたら、再現することはできない、と以前ガッリアーニが言っていた。ミランは門前払いではなく、交渉の席についたが、今回はカカ本人がミランに残ることを望んだ。

アッビアーティ
ザンブロッタ、センデロス、マルディーニ、ファバッリ
ベッカム、ピルロ、アンブロジーニ
セードルフ、カカ
パト

アンチェロッティはコンディションの問題というより、戦術的な理由でロナウジーニョではなくセードルフを選択。守備陣の負傷が多く、センデロスが初スタメン。

7分、ドリブル突破してきた相手を、センデロスとマルディーニが挟んで倒してしまい、PK。微妙な判定。
ディバイオが決めて1−0。

12分、中央でボールをもらったカカがミドルシュート。GKが弾いたところをセードルフがねじ込み同点。

15分、ザンブロッタが右サイドから強引な突破を試み、PKをもらう。またも微妙な判定。普通ならこれでPKではかわいそうなところ。相手に与えたPKを返してもらったという感じか。
カカが正面に蹴り込み、逆転。

24分、相手DFラインからのロングボール一本で、センデロスがディバイオに裏を取られ、あわやGKと一対一のシーン。アッビアーティの飛び出しが良く、ピンチを防ぐ。

39分、相手FKからのカウンター。パトがスピードに乗ってドリブル。うまく相手のスライディングを誘い、ムティンガイが2枚目のイエローで退場。

43分、右サイドで敵を背負って受けようとしたカカがダイレクトでパトに落とし、パトがドリブルで仕掛けると見せて相手を引きつけて、足裏でボールだけ後ろに残す。走りこんだカカが左に持ち込み、左足シュート。きれいな流れで左隅に決まる。1−3。

52分、ピルロのパスカットから、セードルフが2列目からオフサイドトラップをかいくぐって抜け出す。シュートを打てるタイミングで中央のカカに。トリプレッタをさせようと配慮したが、タイミングがあわずシュートミス。

59分、カウンター。ハーフライン手前からパトがスピードに乗ったドリブル。左にカカ、右にセードルフとベッカム。右のセードルフを選択。相手をひきつけてさらに右のベッカムへ。右足シュートがニアを破り、1−4。

63分、ダイレクトプレーからディバイオにでたボール。センデロスが完全に振られ、余裕をもってシュートを許す。アッビアーティが好セーブをみせる。

66分、ザンブロッタアウトでアントニーニ。

71分、パトアウトでロナウジーニョ。カカアウトでインザーギ。

1−4で終了。

相手が一人少なくなってからはやりたい放題。ベッカムの大きな鋭いサイドチェンジもみられた。
次節はミッドウィーク開催。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。