ピッポ投入で流れ変わる

極寒のウクライナはマイナス３℃。

ジーダ
ボネーラ、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
カカ、セードルフ
ジラルディーノ

ロナウドがベンチ入り。

サンシーロでの試合とは全く別の展開。前半は消極的なポゼッション。ホームのシャフタールが
かなり攻撃的なうえ、中盤での守備もタイトにされており、オープンな攻め合いにはならず。

２３分、ＦＫからシグリンスキーのアタマ。ジーダ正面。

前半はほとんど見せ場なし。２２分にセルジーニョのクロスにジラルディーノが合わせた場面くらい。
決定的な場面はシャフタールに多かった。

５０分、フェルナンジーニョの低く抑えたミドルシュート。わずかに枠の外。

５６分、右サイドからピルロのＦＫ。アンブロジーニが戻りながら合わせるも、ポストに嫌われる。

６３分、ジラルディーノアウトでインザーギ。

６６分、左サイドをカラーゼがオーバーラップ。そこにセルジーニョとセードルフが絡み突破を図るが
ボールを奪われる。シャフタールのカウンターを受けそうになるも、高い位置でピルロが奪い返す。
そのままゴール前に走りこんだインザーギへスルーパス。ダイレクトで蹴りこんだボールはＧＫに弾かれながらもゴールの中へ。ミラン先制。

６９分、スルナのサイド深くからのクロスにブランドンのアタマ。ジーダ正面。

７２分、インザーギのポストプレイからカカへ落とす。カカのトラップは足元に入ってしまうが、コントロールされたボールは右ポスト際へに吸い込まれる。２−０。

７８分、セードルフアウトでマルディーニ。

８５分、セルジーニョアウトでブロッキ。

守りに入ってからは自陣で防戦一方。シャフタールの攻撃のまずさに助けられる。

９３分、カウンターからカカが抜け出す。ＧＫとの一対一の場面で、併走していたインザーギにプレゼント。インザーギがきっちり決めて３−０。そしてタイムアップ。

ベンチ入りのロナウドには出番なし。
途中交代の多いセードルフが不満を言い出さなければいいが。

点差ほどには楽な試合ではなかった。