ズラタンにやられた

インテルホームのミラノダービー。
対ロナウドブーイング用に笛を3万本用意したが、ほとんどを入場時に没収されたとか。

ジーダ
オッド、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキー
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
ロナウド

ロナウドにボールが渡るたびに鳴り響くブーイング。厳しいチェックを受けて満足にポストプレーもできない。

試合の出だしは、ミランが積極的。こぼれ球がおもしろいようにミラン側にわたり、インテルゴール付近まで何度もボールを運ぶが、シュートが枠に飛ばない。

18分、筋肉系のトラブルでグロッソがアウトでマクスウェル。

ダービーの雰囲気の影響か、ミランディフェンスのクリアミスが目立つ。特にオッドのプレー精度がよくない。
徐々にインテルペースに。

40分、インテルペースの中、先制点はミラン。カカのドリブルが起点となったカウンターから、ボールは右サイドに開いたロナウドへ。中へ切れ込んで左足からのミドルシュートがゴール左隅へ吸い込まれる。一瞬静かになった観客席。ロナウドは耳に手を当てるパフォーマンス。すぐにブーイングが再開される。

前半終了間際、ダクールが負傷。後半開始からはサムエルへ。

54分、マンチーニが早くも3枚目のカードを切る。クレスポからクルスへ。
交代直後、クルスのゴールで1−1。
右サイドを突破したイブラヒモビッチからの低く早いセンタリングをジーダがこぼす。こぼれたボールがちょうどつめていたクルスのもとへ。契約を更新したばかりのジーダがまたも凡ミス。

62分オッドアウトでカフー。
70分セードルフアウトでジラルディーノ。

75分イブラヒモビッチのゴールでインテル逆転。ヤンクロフスキーのクリアの際にうまくつめたクルスがボールを奪い、マイナスの折り返しを冷静に流し込んだ。

79分ガットゥーゾアウトでグルキュフ。

2−1インテル勝利。セリエAで2戦ともインテルが勝利したのは四半世紀ぶり。

今日はイブラヒモビッチにやられた。このDF陣では抑えられなかった。
ダービーに向けて、勝ち点3以上の意味があるとコメントしていた彼の活躍が試合に大きく影響した。

後半途中からツートップにしたものの、ロナウドが消えてしまって効果的な攻撃が出来なかった。
ミスがらみで失点したこともあり、不完全燃焼の感がある。

久しぶりの敗戦。インテルの無敗記録を止められなかったのは非常にくやしい。CLで敗れた彼らにとって、ほぼ手中にしたスクデット以外には、もはやこうした記録しかのこっていないのだから。


 

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