マルディーニ最後のダービー

おそらく最後のダービーとなるマルディーニが元気に出場。ネスタ、カカは間に合わず。
ダービーにあわせ、サンシーロは芝を張り替え。ややすべる模様。

アッビアーティ
ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキー
ベッカム、ピルロ、アンブロジーニ
セードルフ、ロナウジーニョ
パト

６分、ピルロ、アンブロジーニ、ヤンクロフスキーのダイレクトのパス交換で左サイドを崩し、ヤンクロフスキーがフリーでクロスを上げる。ニアでパトのアタマ。当たりが薄く、ファーに流れたボールをベッカムが折り返す。ザンブロッタがトラップからオーバーヘッド。ミートが甘くＧＫ正面。

１７分、右サイドを崩され、カンビアッソからのパスでスタンコビッチがエリア内でフリーで受ける。ＧＫと一対一になると思われたが、アンブロジーニが猛然とスライディング。コーナーに逃れる。

２０分、左サイドロナウジーニョからスルーパス。パトが右足アウトで軽くあわせるが、ＧＫに防がれる。

２４分、右サイドで受けたロナウジーニョがドリブルで仕掛ける。三人を相手にスピードに乗ってつっかけ、エリア内で倒れるが、笛は鳴らず。

２８分、マイコンからのアーリークロスにアドリアーノ。アタマであわせたボールが手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。明らかにハンドであり、アッビアーティがクレームをつけるが、ゴールが認められてしまう。手に当たらなければ枠に飛ばなかったボールの軌道がリプレイで確認されるが、ゴールは取り消されず。

４２分、右からのロングボール。ズラタンがアタマで落としたボールに走りこんだスタンコビッチが右足を振りぬく。２−０。

ミランが圧倒的に攻めながら、少ないチャンスをインテルに決められ、二点差で後半に。負けてる気がしない内容。

５６分、ベッカムアウトでインザーギ。

７０分、ロナウジーニョがポストプレイからヤンクロフスキーの裏へ。ライン際からマイナスに折り返す。パトが丁寧に流し込んで２−１。

７３分、右サイドでマルディーニがアドリアーノにスピードで振りきられ、ＧＫと一対一。飛び出したアッビアーティが素晴らしい反応をみせ、ピンチを防ぐ。

７６分、カラーゼアウトでセンデロス。

７７分、右サイドをドリブルで駆け上がるパトから、アーリークロスでファーのインザーギへ。ダイレクトで左足ボレー。ネットが揺れるがオフサイド。

７８分、ロナウジーニョからのふわっとしたボール。インザーギがＤＦを背負って胸トラップしたところで倒れる。が、笛は鳴らず。こぼれをパトが拾い右足シュート。ＧＫに防がれる。

全く負けた気がしない内容ながら、インテルに勝ち点３をプレゼントしてしまった。
今日のロナウジーニョはコンディションが良かった様で、縦へのドリブル突破を時折見せるなど、脅威を与えていた。

ハイライトでゴールシーンを振り返ってみても、アドリアーノのゴールはハンドにしか見えない。

両チーム共に攻撃的な姿勢を見せた好ゲームだった。