ジラルディーノがドッピエッタ

ＣＬでのジーダの行動が大きな批判を呼んでいるもよう。
ミラン側は、ジーダの今回の行いは正しくなかったが、信頼が揺らぐものではない、とコメント。

ジーダ
オッド、ネスタ、ボネーラ、ファバッリ
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ
カカ、ジラルディーノ

カカのポジションがやや前目の４−４−２。

１３分、飛び出したジラルディーノがＧＫに接触して倒れる。
主審はペナルティーを指す。が、副審はオフサイドを主張。
ＰＫの判定は取り消され、なぜかＣＫで試合再開。

１６分、左サイドから、アンブロジーニがクロスとみせかけて直接ゴールを狙う。
ＧＫの頭上を越えてゴールイン。ミラン先制。

２３分、左サイドを崩され、クロスがノーマークのマウリへ。サイドキックで丁寧にあわされ同点。

３２分、左サイドからのクロスをマウリがクリアミス。ボールはジラルディーノとＧＫの間へ。
一瞬早くジラルディーノが触り、ＰＫ獲得。
カカが右サイドへ確実に決め、２−１。

ややフォーメーションを変更し、変化を起こしたいミランだが、今日はそれ程ボールの回りが良くない。
カカ頼みの印象。

５２分、セードルフの左サイドからのクロス。ファーに走りこんだピルロが、さらにカカへ流す。
ＤＦを振り切ったカカがシュートを決めて３−１。

６１分、ペナルティーエリア付近で抜け出しかけたジラルディーノがダイビング。イエローカードをもらう。

７０分、右サイドを突破したカカからジラルディーノへ。ＤＦを引きずりながらもうまく流し込み、ジラルディーノに待望の得点が生まれる。４−１。大喜びのジラルディーノ。

７９分、セードルフからのふわっとしたボールを、二列目から走りこんだアンブロジーニが頭で落とす。
待っていたジラルディーノがダイレクトでボレー。５−１。

８１分、オッドアウトでシミッチ。
８２分、ガットゥーゾアウトでブロッキ。
８４分、セードルフアウトでグルキュフ。

５−１でタイムアップ。久々の勝利。

ベルルスコーニ会長から、ロナウドとパトの合流後に期待しようではないか、とのコメントが出た後だけに、ジラルディーノのドッピエッタは非常に喜ばしい。例年スロースタートな彼だが、ここからのゴール量産に期待したい。