ローマのトリックプレーに審判も引っかかる
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masterplan
2008年03月16日 06:46 visibility172
ネスタ、ヤンクロフスキー、インザーギは間に合わず。
カラッチ
オッド、マルディーニ、カラーゼ、ファバッリ
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
カカ、セードルフ
パト
16分、ピルロのロングボールをパトが左サイド深くで受け、ドリブルを仕掛ける。ライン際まで持ち込み、緩いボールを上げる。中央に走りこんだセードルフにはわずかに届かず。
25分、セードルフが右サイドをドリブル突破。クロスにカカがアタマであわせるが、力なくGKへ。
30分、中央からセードルフがドリブル突破。カカ、パトがコースを空けるが、最後の一人で引っかかる。
37分、右サイドをきれいに崩し、オッドがフリーでクロス。逆サイドの誰もいないところへのノーチャンスボール。ファバッリが拾って再度クロス。ニアでカカがあわせるが枠を外れる。
45分、ローマがCKでトリックプレー。最初にセットしたキッカーがボールを軽く転がしてから、キッカー交代。この時点でインプレーだが、相手チームは気づかない。次にボールに向かった選手がドリブルでプレーを始め、相手の虚をつく。
しかし、副審までこのトリックに引っかかったのか、反則をとる。
スパレッティ猛抗議。
ローマのCK時には素早くボールがセットされる、オリンピコならではのプレー。
52分、右サイドオッドから縦に入ったカカへ。カカのクロスが逆サイドに流れるも、こぼれをファバッリが拾い、セードルフへ。中央に持ち込み、右足シュート。GKのファインセーブに阻まれる。
55分、右サイドを駆け上がるオッドへピルロからのロングボール。追いついたオッドがダイレクトでクロス。走りこんだカカが左足サイドであわせ、ミラン先制。
58分、パトのスルーパスに抜け出したセードルフがGKと一対一。ドリブルを選択。GKの足に引っかかりバランスを崩しながら流し込もうとするが、寸前でDFにクリアされる。
63分、ピルロのふわっと流したボールをカカが右足ボレー。ジャストミートするも、GKに阻まれる。
65分、左サイドの裏に出たボールにパトが走り勝ち、DFを置き去りにして、角度の無いところからGKと一対一。PKをもらいにいって、シュミレーションのイエロー。
72分、セードルフアウトでエメルソン。オリンピコではブーイングで迎えられる。
77分、クロスのこぼれを二度三度と繋がれ、中央でジュリーがフリーに。右足ボレーはジャストミートしなかったものの、カラッチのタイミングが外れ、ゴール隅へ。同点。
80分、ロングボールに対しカラーゼがオフサイドトラップを誤り、ブチニッチに抜け出される。GKとの一対一を冷静に決められ、逆転を許す。
85分、腰を痛めたカカが倒れこむ。
86分、アンブロジーニアウトでジラルディーノ。カカアウトでパロスキ。
91分、オッドのクロスにジラルディーノ、パロスキ共にわずかにあわず。こぼれをピルロが再び折り返すが、ジラルディーノの飛び込みは実らず。
94分、ピルロの35メートルのFK。大きく枠を外れ、タイムアップ。
今日のミランの攻撃は、パト、カカ、セードルフの三人が前線で孤立。追い越してくる選手が無く、カカがあがってこいよというジェスチャーをすることも。クリスマスツリーではサイドバックのオーバーラップがないと組み立てが厳しい。
カカは腰を痛め途中で退いたが、もともとコンディションがよくなかった模様。強引なドリブル突破を一度もみせなかった。
ボールに良く絡み、出来の良かったセードルフを下げてから、有効な攻撃が見られなかったミラン。アンチェロッティの消極的な采配によって招いた敗戦と叩かれるかもしれない。
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- 事務局に通報しました。
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