カカの豪快な一発

四戦続けてドロー中のミランにとって、波に乗るためにも大事な一戦。

DFはターンオーバーしているものの、中盤より前はベストメンバー。

ゴールの匂いがするシーンは幾つかあった。が、そのほとんどは左サイドから。

右サイドのボネーラは全く試合に入り込めていなかった。週末のパレルモ戦を睨んでカフーを温存していたのだろうが、あまりにも今日のボネーラは機能していなかったように思う。

後半開始直後にそのボネーラが退場。オリベイラを下げてカフー投入。

アンデルレヒトの疲労もあろうが、１０人になってからの方がボールが回るミラン。

後ろからのボールをターンしながら受けて、一気に加速してマーカーを振り切るカカの姿が印象的だった。

そして、豪快なミドル一発。カカの放ったシュートは、DFの足をかすめ、GKの手を弾いてネットに突き刺さった。

試合を通していつ点が入ってもおかしくなかったが、ピッポがイマイチ決めきれず。FWが点を取らないと、いつまでもシェフチェンコの不在を云々言われそう。