第51球 審判雨男伝説2(草野球)

今日は早朝野球の審判のお勤めだった。
 
今年4月から草野球を始めて、これまで試合は全10試合出場し、
審判としては5試合ほどアサインされていた。
草野球の審判は大体1試合3人だが、4人アサイン出来れば、主審と各塁審となる。
朝は早いし、自分が試合する訳でも無いので審判のためだけに早起きするのは辛い。
しかし、うちのチームのキャプテンは率先してみんなの嫌がる審判をこなしているので
自分もなるべく参加しようと思っている。
 
しかし、意に反して自分の審判は最初の1試合だけで、それ以外は
予定されていた試合が全て中止となっており、これまで4試合連続中止だった。
 
(詳しくは以下の日記を参照)
http://baseballsns.jp/member/4795/diary/16636/
 
いつしか、私は「審判雨男」として当日試合予定のチームからも
恐れられる存在になっていた!(当然、嘘です)
 
今回の審判の依頼があったのは先週の週末。
審判雨男伝説にピリオドを打つべく、当然のように立候補。
週間天気予報も問題なく、梅雨明けも間近。
(・・・フフッフ、これで伝説も終わりだぜ!)
 
しかし、その後、台風5号が発生していることが判明し、しばらく、
がっくり来ていたが、前日を迎えて、何とか天気は大丈夫そう。
(野球を始めてから週間天気予報をよく見るようになった!)
 
審判予定の試合の前日(つまり昨日)、うちのチームのキャプテンから
 
「明日の審判、お願いしますネ」
 
メール。最後に、
 
「明日は市営球場だから中止は無いですよ。」
 
という、なぐさめの言葉も忘れない。(優しい!)
そう、これまで中止になったのは全て河川敷のグランドであり、
今回予定されている市営球場は水捌けも良く、小雨くらいでは問題ないのだ!
 
試合開始の時間が近づくにつれ、うちのチームから審判にアサインされたメンバーが
続々と集まってきたが、何と5人も審判が揃ってしまった。
どうやらキャプテンが勘違いでメールと電話で別々にアサインしてしまったらしい。
今日は線審もありか?という噂も流れたが、最年長のうちのチームの監督さんには
引き取ってもらって4人の審判でプレイボール。
 
主審は野球経験豊富な、うちのチームの4番とびちゃんが務め、残る塁審をジャンケンで決定。
残った3人の中で一番野球経験の乏しい私がジャンケンに負けて1塁塁審を務めた。
 
1塁塁審は内野ゴロが多いので忙しい。普段は1塁後方のファールグランドに居るが、
内野ゴロだと送球に対して直角になるようにポジションを変えて「セーフ」「アウト」の判定。
「1塁ベースとランナーの足を見て、送球は耳で聞く!」という最初に試合で他のチームの
ベテランの方に教わった方法を実践する。際どいゴロが無くて良かった。(^_^;)
でも、一度だけ、ぼーっと投球を見ていたら、相手の守備陣から
 
「審判!」
 
の声。どうやらハーフスィングの判定を1塁塁審の私に求めているらしい。
何とかバッターの方は見ていたのでとっさに、
 
「セーフ」
 
のコール。(危ない!危ない!)
1塁と3塁の塁審はハーフスィングの判定も重要な仕事だった。(^_^;)
それ以降は集中して、試合では無事、審判をこなしたが、やはり緊張する。
 
3人制の場合は、ランナー1塁だと、3塁塁審が2塁〜3塁間の内野にしゃがむ。
ランナー2塁だと、逆に1塁塁審が1塁〜2塁間の内野にしゃがむ。
といったポジショニングが必要になるが、今日は4人制だったので楽だった。
審判をしていても、守備の位置取りや走塁等、他のチームの人を見て野球の
勉強になることが多い。これからも出来る限り、立候補していこう。
 
ちなみに試合中、激しい雨も一時的に降り出し、あわや「ノーゲームか?」
という瞬間もあり、審判雨男としての面目は保った!(^_^;)
 
 
<P.S.>
全然関係ないが、今日の阪神−ヤクルト戦は、1点差の2死3塁からワイルドピッチで
同点と思ったら、空振りで振り逃げで1塁送球アウトという草野球のような珍しい幕切れ。
(先に3塁ランナーがホームインしても得点にならないらしい。うーん、難しい!)
何とか勝ってよかった。(^_^)v

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