第49球　子供って面白い６（大人も壊れる）

今日は高校野球の神奈川大会の決勝戦を最後の方だけ観戦。
８対８の同点からの攻防だけでも結構、見応えがあった。
９回の表に桐光が満塁から難しい球を執念の一打で２点勝ち越し、
そのまま、逃げ切り試合終了だった。
途中の経過は知らなかったが、スコアボードを見るとシーソーゲーム。
高校球児たちの球に食らいつく執念は、見習うべきだと思った。
負けたら短い夏が終わってしまうという必死の思いが伝わって感動した。
　
個人的には、準々決勝で３回までで１１対０とリードしながら
最後は１１対１０まで追い詰められ、辛うじて１点を守りきった
桐光のしぶとさに注目し、応援していたのでよかった。甲子園でもガンバレ！

　
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今日の決勝戦で９回裏に一塁線のファールフライを追って桐光の野手が交錯して
２人ともグランドに倒れたシーンがあった。そのシーンを見ていた、４歳の娘が一言。
　
　「あーあ、あのひとたち、ころされちゃったね。」
　
　「こらこら！　言葉の使い方が違うでしょ。ころんじゃったねだよ。」
　
　「そっか。」
　
転んだ二人がなかなか起き上がらなかったので、死んじゃったと思ったのか？
一生懸命の高校球児には申し訳ない。　
　
そして試合終了のサイレンが。ウーーーーーーウ！
　
　「さっきの人、病院に運ばれるの？」
　
救急車の音と思ったらしい。あくまで殺したいのか？
　
その後、うちの奥さんが私に夕食の時間を聞いてきた。
　
　「うーん。さっき、おやつ食べたし、８時頃でいいんじゃない？」
　
　「えー。でも、お昼寝もしてないし、そんな時間まで、あの子、生きてるかな？」
　
　「こらこら！　起きてるかなでしょ！ころすんじゃない！」
　
子供との会話で大人も壊れていく！子供って面白い！