第41球 野球のルール

毎日の通勤時間は新聞を読んでいる。
普通の40歳のおっさんは、日本経済新聞とか難しいものを
読んでいるが、野球好きの自分の場合は専らスポーツ新聞。
 
本日、目についた野球関連の記事は、
「水戸葵陵“2度サヨナラ勝ち”/茨城大会」
 
記事によると3対3で迎えた9回裏に2死満塁で押し出しの四球。
3塁ランナーはホームインでサヨナラ・・・と思ったら、
歓喜に我を忘れたバッターが1塁に行かないままホーム前に整列しようとした。
審判は協議の上、進塁放棄と判断しアウトを宣告。劇的な幕切れが一転して延長戦へ。
その後、4対4で迎えた延長12回裏にまたしても同じ場面、
2死満塁となり、同じように四球。今度はしっかりとサヨナラ!(2度のサヨナラ勝ち)
 
ルールだとしてもこれでもしも負けていたら悔やんでも悔やみきれない。
ちなみに、これが無死、または1死の場合は、バッターはアウトだが
得点は認められるのでサヨナラ勝ちらしい。
 
うーん、難しい。
 
今年から草野球をするようになってまず気になったのがルール。
普通のプレーはそれなりに理解できるとして難しいルールも
覚えていかないといけない。また、審判をする機会もあるので
しっかりとルールは覚えておかないと笑われてしまう。
そういう訳で、簡単なルール本を購入した。
 
インフィールドフライ(無死または1死の場合のみ)や
守備妨害や走塁妨害などと共に分かりにくいのが振り逃げ。
(でも野球経験者には常識かも)
振り逃げには、無死または1死の場合は1塁にランナーがいない場合と
いう条件があるが、2死の場合は1塁にランナーがいても成立するらしい。
(買った本では、理由を記述していないため、何で???と思った)
 
ずっと疑問だったがルールなので仕方なく覚えておこうと思っていたが、
会社にソフトボールの審判をしている人がいて、試しに聞いてみたら
以外とあっさりと理由が分かった。
→無死または1死ランナー1塁の場合に振り逃げが成立してしまうと
 キャッチャーがわざと落球して、1塁ランナーが2塁に向かって
 押し出されてしまい、下手したらダブルプレーが成立するじゃない。
 2死の場合はそういう心配が無いからじゃない?
 
なるほど。1つ勉強になった。こういう理由があれば覚えやすい。
ちなみに、ありえないかもしれないが、見逃し三振でも振り逃げは成立するらしい。
(振ってないのに、振り逃げとは、これ如何に・・・。)
 
ちなみに、今年の草野球の試合を9試合戦ったが、先日初めて振り逃げで
1塁セーフのパターンに遭遇した。草野球だと結構あるかと思っていたが、
それほどでもないのかな。

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