第67球 インフィールドフライと故意落球

今朝の日記で書いたように、今日は早朝野球の審判を務めてきた。
 
草野球初心者の私には、主審は務まらないため、当然の如く、今日も塁審を担当した。
これまでは1塁塁審を2試合務めた経験はあったが、今日は初めて2塁塁審を務めた。
1塁塁審では過去、ハーフスィングの判定を振られてドキッとしたことがあった。
 
(詳しくは以下の日記を参照)
http://baseballsns.jp/member/4795/diary/17075/
 
 
そして試合開始。
 
 「プレイボール。怪我に気を付けてプレーして下さいネ。」
 
主審を務めたうちのチームのキャプテンの声が大きくて気持ちいい。
 
 「ベースを持って行かないように気を付けて下さいネ。」
 
うちのキャプテンは、緊張感をほぐす事も忘れない。
しかし、他人のギャグには厳しい私の評価としては「イマイチ」だった。(笑)
 
2塁は1塁や3塁に比べて、ハーフスィングやフェアかファールの判定の機会も
少なく楽勝だと思っていたが、実際やってみて、2塁の場合は1塁に比べて
タッチプレーが多いということに今更ながらに気付いた。(うかつだった。・・・ハハハ。)
 
1塁にランナーが出る度に盗塁をイメージしながらドキドキして試合を見守った。
うーむ、楽な審判など無い。(^_^;)
 
最近、阪神の試合で誤審が取り上げられているが、審判も楽ではないのだ。
(でも、あっちは、お金もらってやってることだし・・・まあいいか)
 
そんな試合に事件が起きたのは、1死1塁でバッターが打ち上げたショートフライをショートが
グラブに当てながら落球したプレー。落球後、ショートは素早く拾ってセカンドフォースアウト。
 
主審は、インフィールドフライで打者アウト。ランナーの入替なしを宣言。(あれっ?)
1塁塁審は、インフィールドフライは不成立と反論。
 
私はというと、初めて審判することになった際に購入したルールブックの記述を
覚えていたのでインフィールドフライにはならないと確信していた。
そう、インフィールドフライは1・2塁、もしくは満塁の時のみ成立する。
(野球をされている人には常識かも知れないが・・・)
 
しかし、難しいのは故意落球が成立するかどうか。故意落球はグラブに当てて
故意にランナーの入れ替わりや併殺を狙ったプレーだと判断された場合に適用される。
インフィールドフライと似ているが異なるらしい。
(実は私もルールブックを読むまでは、同じことだと思っていた)
 
結局のところ1塁塁審が主審を説得してフォースアウトでランナーは入れ替わった。
特に、このプレーが得点には結びつかなかったので、まあどちらでも良かったが。
 
阪神で例えると1塁ランナー赤星で、バッターの今岡がショートフライを打ち上げて、
ショートがグラブに当てて落球して、セカンドで赤星がフォースアウトになったら
阪神ファンとしては不条理な気はする。(今岡選手、悪気は無いです・・・)
 
まあ、そんな事件はあったが、今日も無事に審判は終了。
でもやっぱり、野球のルールは難しい。
 
 
<P.S.>
2塁塁審をしている時に、グランドに石ころが落ちていたので、さりげなく拾って
グランドの外に出しておいた。いい人だ。(自己満足)
 
そして、今日は全く雨も降らず、審判雨男伝説は完全に終了した。
 
(詳しくは以下の日記を参照)
http://baseballsns.jp/member/4795/diary/16636/

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