
しあわせです
-
-
ふみさと
2008年04月30日 10:59 visibility32
昨日は試合終了後、1時間も残っていた。
この余韻は参戦した人間でなければ、感じられない。
地元では理想的な結果、理想的な内容、多くの評価はそうかもしれない。
冷静に振り返ってみるとそうとはいえないこともある。
でもチーム全員の気持ち、監督の決断、選手の勇気、そしてそれを体現してくれたスタッフみんなにありがとうと伝えたい試合だった。
ユアスタ前に到着後、入れ口前でキックターゲットが行なわれていた。
育成コーチたちが案内してくれて、娘も挑戦。
うまく蹴れることはなかったが、金曜日の遠足に使えるMr.ピッチくんのレジャーシートをゲット。
このシートは金曜日の遠足にもっていくことに決定。
友達といいっしょにピッチ君を探すそうだ。
開門と共に入場、ファンクラブの受付にてイベントの受付にて集合場所やらの確認。
Tシャツを着替えて、昼食。
見通しが明るいようにと穴あきドーナッツを頬張る。
帰路で娘と話しをしたとき、「今日はドーナッツにしたから試合が勝ったのかもしれない」と言ってった。
娘はピッチ内アップの前に選手が入場する際にハイタッチ。GWの思い出だ。
終了後、先ほどのレジャーシートをゲットでこれは、お父さんのサッカーグッツに加えることとした。
試合の入り方は鳥栖の方が上回っていたと思う。
金選手に藤田選手を絡め、両サイドを活かしてパスもつながる。
鳥栖の守備はグループで守るという約束事もあるようでベガルタの攻めにはしっかり対応していたと思う。
硬直した試合の流れ、互いの守備陣が安定していることで締まった内容となり、0−0で前半を終了した。
後半、はじめからベガルタはパスを散らしながら前線でスピードを上げる。
いくつもチャンスが生まれ、CKから多分、直樹のヘッドだと思うが、鳥栖のDFのこぼれ玉を平瀬が放り入れ先制。
たちまちスタジアムは歓喜に満ちた。
恒例のシャンゼリゼが気持ちいい。
関口が駆け上がり、リャンが自由自在に動き回る。
そして、怪我がまだ癒えていない岡山のヘッドではさらにに盛り上がる。
最後は関口のゴールで最高潮に。
チーム内では苦悩したことであろう。
守り切れない試合運び、シュートが枠を捉えられない、守備ライン、ポジションが弱気になる。
その鬱憤は一気に吐き出させてくれる後半だった。
選手一人一人がアグレッシブにスピーディーにそしてゴールにつながった。
見ていて本当に楽しいサッカーをしてくれた。
気持ちに応えてくれるサッカーを体現してくれた。
もう、しあわせである。
わがチームに感謝でいっぱいになった。
ベガルタのサポでよかったと思う試合だった。
しかし、こういう試合のときは振り返る必要がある。
いくつかの反省点はある。
フリーのシュートで少なくとも2度は外している。
(頑張れ裕希!おしいぞキン!)
鳥栖に守備を崩されて2度の外れたシュートがある。
いい雰囲気をこの問題点の解決に活かす練習が必要だ。
個人的に気になった鳥栖の選手は藤田選手。
体をうまく使ってボールをコントロールするようになったと思う。
去年までは足元でコントロールすることが多かったのでベガルタでは守備が崩れないと難しかったが、体の回転、柔らかさでボールをコントロールし、DFの動きをかわせる技術が上がっているように思える。
飯尾選手も守備陣をうまくまとめているんじゃないかな。
必ず、数人で攻撃を防いでいた。
いいチームになっている。
他のチームがてこずっているのがわかる。
ベガルタは由紀彦である。
平瀬と言いたいところだが、前節から覚醒したようだからさらにFW陣を引っ張っていくだろう。
由紀彦の数少ないプレイで見方を動かすパス、その強弱、視野の広さを感じた。
中盤でボールを受け、サイドが動き始めていればワンタッチで強くスピードのあるパス。
近くに見方がいれば柔らかいパス。
ちょっと見ただけでわかる。
これがセンスと技術の賜物だろう。
今は出場時間は短いが活かせる機会がすぐに来るだろう。
頼もしい助っ人を控えさせる贅沢な人材だと思う。
昨日の試合は我慢した分、気持ちは高揚する。
でもこの気持ちは次への活力である。
また、スタジアムに行きたい、この気持ちを抑えられなくなるだろう。
やっぱりユアスタはいい!!
後談
娘と風呂に入りながら言い聞かせたこと。
「ドーナッツを食べたから勝てるんだったら、ミスドはサッカー選手でいっぱいになるぞ。
本当に強くなるのは練習しかない。
勇気を出して、つらいことに挑戦していくことで本当に強くなる。
その勇気が勝ちにつながる。
それは勉強も運動も一緒だぞ。」
と説教おやじだが、ミスドを食べながら見た試合で負けたことないなと。
オールドファッションが効いてるのかなぁ。
- 事務局に通報しました。

chat コメント 件
コメントをもっと見る