もうひとつ先に行くためには
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ふみさと
2008年06月12日 11:33 visibility34
ピッチ内アップを見たかった。
だから、早退して18時にはユアスタに着きたかった。
試合前のピッチ内アップでシュート練習を見たかった。
控え選手は最後にシュート練習でおわる。
その選手たちの精度を見たかった。
本格的な夏を前にいつも失速する得点力を見極めたかった。
由紀彦は芯を捕らえながら枠にいく。
シンゴはふかさないように抑えているが、それほど熱心ではなさそう。
西山は数を多く打つが枠際にはあまり精度がない。
飛弾も弾道のコントロールが出来ないことがある。
試合前だから抑えているのか、ポスト際に決めきれるシュートは数が少ないと感じた。
夏場を前に初心に戻って、基本練習が必要なことを感じた。
まだまだ、伸びしろはある。特に若手陣。
もっとアピールできる際どいながらも精度のあるボールを打てることが必要だと思った。
結果2−0と理想のスコア。
ただ、内容は結果ほど安心できるというわけではなかったと思う。
前半は落ち着きながらもボールを支配したが、危ないシーンもあった。
後半にはパスミスも多く、もっと落ち着けるボール回しも必要だと感じた。
でも、サイドからのゴールシーンは2ゴールともベガルタらしい攻撃だったと思う。
関口からはあまり見たことないするするパスを平瀬の抜け出しで左隅にゴール。
平瀬らしいゴールを見れたのは会社を早退してよかったと思った。
FWがしっかりDFをひきつけて、直也のゴールは圧巻だった。
リャンが走りこむのを見てたんだと思うけど、ドンピシャだった。次もよろしく、だね。
逆に横浜の右サイドは上下の連動がうまくいってないように思う。
そういう意味で後半、変えたのだろうけど、カズをサイドハーフのように使うにはもっと上下するサイドバックの運動量が必要ではと思った。ゴールまで距離のあるところでは回りも絡みづらいだろう。
もっと距離感をつめる必要があると思う。
でも交代でピッチに入るカズにベガサポの拍手はカリスマであること、サッカーおやじには憧れの存在であることには変わりない。
洋介も見たかったけど、そういう状況じゃないのかな。
都並氏は相変わらず、選手間の相性を考えない選手起用だと思った。
個人の能力は高いのにポジショニングの規制で選手間の連動の良さを消していると思う。
自分の理想をチームに求めても選手の能力を生かすポジショニングでないことを認識しないと次の対戦は難しいように思う。
思ったとおりにいかないことがサッカーなのだから、あらゆることを想定した最良の組み合わせを考えればもっといいチームなるのに。
いい人なんだけどな。いい選手がいっぱいいるだけにもったいないと思った。
「ナンバーワン」のサポの声は相変わらずかっこいいと思った。
けど、平日ナイターで人数が少ないせいか、憂いも感じた。
チーム成績が思い通りでないからかなあ。
西山は頑張っていた。
山卓とのコンタクトには強さも発揮できたと思う。
あとは周りとどう連動するか、精度をどれだけ上げられるか、かな。
昨日は周りがかなりスピードが落ちていたから単独で崩すのは難しい状況だったけど、流れを変える力は使えると思う。
試合直後のベガルタ劇場で25番のシャツを着てチームがひとつになっていることを表現してくれた。
キンの怪我が癒えてはやく来ることを願っている気持ちはみんな一緒だ。
ひとつになって、キンが戻ってくるまで上位に絡んでいこうとの決意だろう。
ユウキは昨日の試合をどう見たのだろう。
試合に出てないのが寂しいとか、格好悪いとか思ってはいけない。
自分がいたらもっと、前にボールがおさまる、相手中盤をひきつけることが出来る、なんて思っただろうか。
西山のスピードや平瀬の変幻自在の動きに良さはあるが、強さとスピードを兼ね備えているユウキが必要だと感じた。
考えることはここ何日かで出来たはず。
すぐに行動を起こそう。
自分のストロングポイントをアピールしよう。
関口が平瀬を使うことができるようになったのと同じように自らもパートナーを信じて互いの良さを引き出す工夫のトレーニングを積んでほしいと思った。
昨年末に退路を断って、ベガルタと契約したときの気持ちを思い出してほしい。
このチームで上がるんだという決意を今日の練習から生かしてくれると信じる。
周りはスーツを着た同年代のおやじでS席は埋まる。
動員が足りないと聞けば、時間ぎりぎりでも集まるサポ。なんとか1万2千人に。
結果がついてくれば、もっと集まるだろう。
新社名に変更して、連勝中だ。
このまま、6月を乗り切りたいものだ。
次は絶好調の山形でダービーだ。
チームはしっかりと準備してくれるだろう。
みんなひとつになって。
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- 事務局に通報しました。
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