加藤マジック!? 連勝サンガ怒涛の猛追!


美濃部監督の突然の辞任。

加藤Q総監督が指揮を取った3戦目。

布陣は4−4−2から4−3−3へ…。

 

前節徳島戦ではサプライズ采配。サテでもいまいち調子を上げ切れていない中山の先発。

開始時には動きも悪くどうなることかと思いきや経過と共に上向きに…。

先制点まで決め結果を残した。そんな中山を先発起用と思いきやベンチ入りもしていない今節。

サプライズの連続である…。

 

◎スタ:西京極陸上競技場

◎天候:晴

◎気温:19.9℃

◎湿度:49%

◎風:北東2m

◎観客動員:5231人

 

☆フォーメーション

 

      【サンガ】

 

       アンドレ

   パウリーニョ 徳重

倉貫            角田

       石井

中谷            平島

    盛岡   秋田

 

       上野  

 

《SUB》GK平井 DF大久保 MF斉藤・渡邊 FW田原

 

 

      【愛媛】

 

    ジョジマール 内村

 

江後             大山

    宮原   赤井

星野             関根

    近藤   金守

 

       川北

 

《SUB》GK佐藤 MF青野・神丸 FW三木・藤井

 

【審判】

主審:辺見康裕 副審:木島栄・鳥越明弘 第4審:岡宏道

 

 

【前半】

押し上げのサンガは中盤の支配率高く攻撃的。

開始早々からCKなど時間帯が続くも得点ならず、愛媛は全員引いて守りCKでは11人がペナルティーエリアに入る徹底振り。サンガは再三のチャンスにも人人人の壁を破れずことごとく跳ね返される。

 

12分。愛媛は攻守の切り替えが早くボールを奪えば速攻しかけてくる。

右サイド平島のビルドアップのミスから前がかり状態でボールを奪われ、宮原から左サイドに展開。中谷が大山を捕まえきれずにフリーに。そこからのクロスにジョジマールがニアからシュート。

愛媛先制。0−1。

 

前日甲府よりレンタルしたジョジマール。スピードはあるし高さもあり、どこからでもシュートが打てる魅力的な選手。はじめて見ましたが、かなりいけてます。

開幕前に補強できていれば下位に甘んじることがなかったように思える愛媛です。

来季もジョジマールを補強できればJ2の台風の目になることを匂わせる選手です。

 

愛媛のFW、ジョジマールと内村のスピードに対応できない秋田にベンチは右SHの角田にスイッチを要請。秋田はボランチに入る。秋田のボランチ?ですよ!ドリブルでゴール前まで仕掛ける秋田。そんなの見たことねぇ〜!思わず笑っちゃいました。

前線に残り気味の秋田に「早く戻れ!」って思わず叫んじゃいましたよ。DFじゃないんです。どうも違和感が…。

 

24分。サンガフリーキックのチャンス。D右横約30mくらいの位置。

キッカーはパウリーニョと徳重。何やら二人で相談してます。やけに長い。

やがてボールから離れる二人。パウリがかなりの距離を取ったのでキッカーはパウリか?前節もFK決めてるしね!

 

先ず、おとりの徳重がボールに向かい通過時に何気にヒールでボールを流した。そのしぐさがまたエロい!何やっても男前です徳さん画になります。(びっくりするようなミスも…)

 

動いたボールに愛媛陣の壁が追いだし崩れた壁の隙間にパウリが地を這う強烈なクラウンダーのシュート!同点。1−1。 ちびりそうになりました。

 

ベンチもやっぱい違和感?37分に秋田を下げて、キャプテン斉藤。

全試合出場していた斉藤がQさんに代わってからまさかの先発落ち。この采配は見事に的中。斉藤キレキレでした。屈辱を晴らすべく攻守にわたりグッジョブ!

試合も斉藤が入ってから落ち着きサンガ優位に展開する。

 

前半終了。 

 

☆ハーフタイムの監督コメント

 

京都サンガF.C.監督: <!-- サンガ監督名 start -->加藤 久 <!-- サンガ監督名 end --> <!-- サンガハーフコメント start -->・自分たちのやっていることを信じて、仲間を信じて最後まで戦おう!
・ウィークデーにも関わらず、応援に来てくれたファン・サポーターの為にも、良いプレーをして絶対に勝つぞ!

<交代>アンドレOUT→田原豊IN <!-- サンガハーフコメント end -->
愛媛FC監督: <!-- 対戦相手監督名 start -->望月 一仁 <!-- 対戦相手監督名 end --> <!-- 対戦相手ハーフコメント start -->・相手の前からのプレスが早いので、ツートップの2人はうまく裏を狙っていこう。
・サイドの大山、江後はもう少し高い位置で張って起点になろう。
・粘り強く、最後までやり切れ!

<交代>なし

 

 

【後半】

サンガはアンドレに代えてFW田原投入。

アンドレは執拗なマークにポストになりきれず、再三にわたりユニホームを掴まれることを主審にアピール。前半終了後も主審を捕まえて懸命に訴えてました…。

 

来た−ッ!!

13分。ハーフウェーあたりから田原がパワフルなドリブルでDFをかわして前線のパウへ、そこから斉藤が左に右に展開し、最後は平島が右からクロス。

 

伝家の宝刀!田原のバイシクル(オーバーヘッド)シュート!

何なんでしょう田原?鹿児島実業時代(松井の1年後輩)は釜本2世と謳われ、U−20では今とときめく神戸の大久保とポジションを争った逸材。が、プロになってからは泣かず飛ばずで日本人離れした技術を持ちながらメンタル面の弱さか開花できず。

いつもファンをやきもきさせて来た。今季で田原も終わった。などと思わせながら忘れた頃にやってくれます。7月にも徳島戦でバイシクルやって度肝を抜かれたんですか今回のそれは前回を上回るくらいの高いレベル。あれ打てる選手日本人でいるやろか?まさしくサンガのドロクバです!

サンガ逆転! 2−1。

 

乱恥気騒ぎのゴール裏!スタが潰れるかと思いました。(^_^;)

 

30分。 愛媛のミスで得たスローインから斉藤→徳重。低いクロスに田原がこれまた気迫のゴール!1本目のシュートはひらめきでこのシュートは気持ちで打った。とコメントを残してました。ニアに愛媛の選手がいたし、とにかく先に触ろうと体ごとスライディング。ボールは肩付近に当たってのゴールイン。こんな泥臭い気迫にみちた田原を僕は知らない。過去の様々なネガな想いを吹き飛ばしてくれた今日の田原でした。守備も果敢に参加してたし、「これやん!これ!この田原を待っててん!」次節は累積でアンドレが出停。たぶん田原の先発と思うけどこの調子でやってくれること期待してもいい??3−1。

 

この辺から愛媛の運動量も落ち始める。

40分にはパウリーニョを下げて渡邊投入。以前ならDFを投入して逃げ切りを試み失敗。なんてこともあったが、攻めつつ守るこの姿勢。嬉しかったとです!

 

試合終了。久々の西京極でのホーム勝利!

なんと2ヶ月ぶり!ありえへん!!

試合のない仙台を抜いて3位浮上!昇格圏内!!

 

加藤新体制になってから、選手を集中させるためと非公開練習が続いている。

このような状況はいままでになかった。

フォーメーションも代わりサテの選手にも希望を与え、斉藤を控えに回すなどトップチームにも緊張感を持たせている。

 

特筆すべきは今日の采配。愛媛のスピードは認識済みで場合によってはDFラインを触ることも事前に打ち合わせていたようでした。

DFをいじることはかなりのリスクを負うことになりがちで実行に移すのは勇気のいることだと思うんですが、さっさと秋田と角田をチェンジしました。その期待に角田はしっかり応えジョジマールをほぼ押さえ込んでいました。また、前半37分にはその秋田に代え斉藤の起用。これもずばり的中。

 

ハーフタイムにはアンドレから田原に交代。先手先手での采配が見事に機能した素晴らしい展開でした。いつもは後手後手に回って疲れたアンドレに後半交代。残り時間をみてパウリ(FW)下げて守備固め。引いて守って、それでも勝てない。そんな煮え湯を飲まされ続けてきたサポであり選手だっただけにQさんの采配は実によく機能している。選手達もその意図を理解し充分に応えている。こんな形が今までのサンガにはありませんでした。順位に関係なく諦めかけていた昇格も希望的です。

 

ですけど、この愛媛戦でも危ないシーンは多々あり手放しで喜べることばかりではありません。

中3日でどれだけ修正できるか分かりませんがチームのムードは良いですし、一体感も感じます。

 

応援する僕達の気持ちも、いらぬ不安が消えて真っ直ぐに向けてる気がします。

明日は苦手の鳥栖戦。しかもアウェイ。そんなこと言っている場合じゃないしトーナメント戦状態のサンガは負ければその時点でシーズン終わりです。

 

ウルトラQ!加藤マジック!

あなたを信じて残りの5試合命預けます!!

 

 

 











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