荒れた追悼試合。


先日行われました。第27節 京都サンガvsオンテディオ山形戦。

アレモンの追悼試合と言うことで神聖な気持ちで観戦しておったのですが、内容はどうもそうでなかった様子です。

大雨でピッチは最悪のコンディション。終始ロングボールをDFの裏へ飛ばしてセカンドボールを攻撃に繋げる。あるいはセットプレーからの得点を狙う。シンプルで見ている側からすれば緊張感のないゲームでもありました。


集中力を欠いてボーッと見ていた僕には感じ取れませんでしたが、ラフプレーの応酬だったようです。
両チーム合せて8枚のイエローと40を超えるFKがそれを表していると思います。

事の発端は先制した山形の選手(仮にAとしておきます)がゴール後のパフォーマンスでサンガベンチ前の美濃部監督に挑発的な態度を取ったことです。スカパーの放送でそのシーンは放映されていた様子ですが、僕は確認しておりません。


それを知ったのは、あるサンガ選手のブログを見てからです。彼はとてもサポを大切にしますし、ブログの更新率も高くほぼコメントには返信してくれます。以前日記でも紹介しました、彼の住むマンションの親睦会の幹事をしていた選手です。(仮にBとしておきます)
また、試合後の感想などをアップしてくれますのでピッチ内での他の機関では報道されない事柄などがとても新鮮で楽しみにもしておりました。

問題は前節の試合感想を述べた内容が山形サポの逆鱗にふれ、ブログが炎上状態になりました。
その内容は、考慮した結果、掲載は控えたいとおもいますが、先のA選手のパフォがあった時、彼はまだベンチにいて一部始終を見ていたわけで怒りの気持ちがこみ上げてきたと言うことです。

ピッチの選手たちも同様だったでしょう。それからA選手を、いわゆる「削り」に行ったわけです。
試合中に山形選手がスローインするとき、小競り合いもなかったのですが、いきなりあるサンガ選手が彼を突き飛ばしてイエローをもらいました。そのシーンを見ていて理解できず勿体無い愚考だと感じたんですが、突き飛ばした相手はA選手だったのかも知れません。


後半に入り、A選手に2枚のイエローが出て退場になったわけですが、後半途中から出場したB選手にアフターチャージに行っての退場劇になりました。

ブログではそのシーンのコメントの最後に「…退場になりました。 −笑笑笑ー」と記されており、この部分が山形サポ側からしてみてば許せなかった様子で、A選手とB選手を擁護するサポたちの汚い罵り合い状態となり、B選手がコメントで謝罪しましたが、それに対して被せて攻撃してくる山形サポ。収拾がつかなくなり結局削除されました。


内容では試合後、A選手は先輩でもある、サンガのある選手に謝罪しに来たことにも触れており、内容自体、汚い言葉や皮肉などは伺えずB選手の思ったことを素直に述べられていたと思います。


僕自身はブログを読んだ時、追悼試合を汚された思いがして許せない感情に駆られたことも事実です。
そんな心理状態で、汚い言葉で罵倒攻撃されたわけですからサンガサポは黙っていられなかったのでしょう。

無視してスルーすれば良かったんですが、炎上となり、なんともやりきれない思いがして悲しかったです。


選手である以上、触れる内容には制限があるし相当慎重に成らざるを得ないでしょう。
結局、他愛もない内容になりがちな選手ブログの中にあって試合内容に触れてくれるB選手は待ち遠しい気持ちもありましたが、今回の件は彼にも非があったでしょう。残念ですが…。難しいところです。


明日はホームゲーム。献花台も設置され本当の意味での追悼試合となるでしょう。
ぜひ、いい試合をお願いします。挑発を受けても、その感情を勝ち点3に変えて表現してもらえればと思います。

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