第1クールに逆戻り?どうしたサンガ!


◎西京極スタ

◎観客動員:5753人

◎天候:晴

◎気温:31,8℃

◎湿度:50%

◎風:東北東4m

 

 

☆フォーメーション

 

                 【サンガ】

 

                 田原(アンドレ)

       パウリーニョ  

  

  徳重(中払)             倉貫(渡邊)

 

       斉藤

 

                石井

 三上                     平島

 

        手島       角田

 

             平井 

 

《SUB》 GK:上野 DF:秋田 MF:渡邊、中払 FW:アンドレ 

 

 

           【ザスパ】

 

            氏家

 

    高田保   櫻田   鳥居塚

 

        松下(カレカ) 秋葉(松浦)

 

  寺田                佐田

 

        チカ    尾本

 

           本田

 

《SUB》 GK:北 DF:藤井 MF:山崎 FW:カレカ、松浦

 

【審判】 

主審:今井 亮一 副審:鳥越 明弘、石川 恭司 第4審:浜根 利之

 

 

        【前半】

 

なかなかゲームが落ち着かず、ややサンガのボール支配率は高いかも知れないが攻めあぐねている。

得点源のパウリーニョへのマークは厳しく、倉貫や徳重とポイントとなる選手へのマークもきっちり人数をかけていた草津。

 

10分 草津のCK。角田が競れずにチカがフリーでヘッドでシュートするもバーに救われる。続けさまにリフレクションを鳥居塚がシュートもこれまたバー。

 このシーンでは失点しなかったものの、最近セットプレーで競い負けが多く、修正ができてない。この試合も競い合いではザスパが先に触ることがほとんどではなかったかと思われる。

次節の相手・札幌はセットプレーは非常に上手いチーム。課題を抱えたままでの対戦となる。

 

しっかりとつなげる草津に徐々にペースが移り、チカの強烈なミドルもバーにまたもや救われる。


サンガは高い位置でボールが奪えてある程度は自分達の形を出せてはいるが、ゴール前でワンプレーやワンタッチ余分でチャンスを生かしきれない。疲れから判断が鈍ることもあるが、ここまで攻撃面の組織としての成熟が遅れていることも多分に影響してる。

 

ポストの田原にボールを入れてセカンドボールを拾えないパウリ、徳重、倉貫では何もできない。

裏へ抜けるパウリの動きを封じられ、攻撃がワンパターンで研究されているが他のオプションがなく工夫もない。

 

☆ハーフタイムの監督コメント

 

京都サンガF.C.監督: <!-- サンガ監督名 start -->美濃部 直彦 <!-- サンガ監督名 end -->

 

・あわてず冷静に対応しよう。
・相手のリスタートの時には、しっかり体をあわせていこう。
・サブメンバーも含めて、この試合絶対に勝ちにいこう。
<!-- サンガハーフコメント end -->



ザスパ草津監督: <!-- 対戦相手監督名 start -->植木 繁晴 <!-- 対戦相手監督名 end -->

 

・攻撃では早く攻める時間帯を作ろう。
・ミスした選手のリカバーをみんなで早く。

 

      【後半】

 

15分 サンガ田原に代わってアンドレ投入。彼が入ったことで流れは良くなった。アドレは筋肉系の怪我が恒常化しており完全でないながらも30分くらいなら使えるとの判断で見切り投入。

 

31分 サンガは自陣でFKのチャンス。秋葉が傷んで倒れたことを契機に両チームの多くの選手が給水に走るが笛は吹かれておらず、誰かのセルフジャッジで起した行動が全体に伝播した形となる。しかし、冷静に状況を見ていた角田はその隙をみて素早くリスタートさせ左サイドのフリーのアンドレへパス。果敢にドリブルで突き進む。DFが一人対応に行くが上手く切り返し、GKと1対1を冷静に決める。待望の値千金の復活弾。 1−0。

 

38分 草津のスローインからの流れで鳥居塚がゴール前のカレカ目掛けてクロスを入れる。平井、角田、カレカ、氏原が交錯して角田が倒れ、カレカを含めて多く選手が一瞬角田へのファールと思いプレーを止めようとする、またもやセルフジャッジ。しかし、草津の松浦は集中を切らさずGKの弾き球を左に流し高田がダイビングヘッドでゴールを決める。 1−1。

 

確かに今回のジャッジも酷かった、しかしセルフジャッジで気を緩めての失点はこれで何度目だろう?逆にそれで今試合先制点を取れたサンガだったが、結局ごりおしで取ったセコい得点はこのような形でプラマイゼロとなった。

 

セルフジャッジの失敗も結局いかされることなく同じことを繰り返していた。

 

あと気になることは、スローインの制度の悪さ半分以上は相手ボールになっている感がある。

 

後半26分に投入された渡邊の動きはよかった。サイドをワイドに使い起点を演出していたし、終了間際のドリブル突破でサイドから中央へのスライド、ルマンの松井を髣髴とさせる凄みがあったし、迷いのないシュートは惜しくもポストに嫌われたが胸のすく思いがした。

 

残り5分に中払投入、惜しくもダイレクトボレーシュートは外れたが気持ちのプレーと走りは上質。

 

この二人の投入もほぼパターン化されており、いっそのことスタメンで起用してみればどうだろう?

後半に徳重、倉貫投入もありではないだろうか、疲労面が隠せない現状ではそれも手だと思う。

 

機能しない田原。やはり元に戻ったのだろうか、対照的なアンドレの活躍。

 

これから上位陣との対戦が続く、徐々に3位との差が縮まりつつあり、札幌とのゲーム差が開きつつある。

 

次節首位札幌戦。 しっかりと見せてもらおうと思う。

 

 

               


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