リオネル帰省録 其の四 


リオネル帰省録もいよいよ最終章!ってまだ続いてたん?って感じですが…m(__)m

おばあちゃん宅は手狭なため親戚が集まれるようにと叔母さん(母の姉)が、おばあちゃん宅のふもと(徒歩5分)の所に10年くらい前に家を建ててくれました。

田舎では狭い方らしいですが120坪もあるんです。平屋の和風建築で庭の手入れも行き届いており素晴らしい佇まい。

年に1週間程度しか人が住まない家でもあります。おばあちゃん宅に住むおじさん夫婦が管理して下さっています。定期的に庭師も入ってもらっているのでいつでも住める状態にはなってます。



この家で一泊したんですが、まず出迎えてくれたのが、この犬。

 

リキ。ラブラドール ♂ 10歳 

 

人間で言えば十分おじいちゃんなんですが、どうしてどうして落ち着きがないというか、じっとしてません。おじさん夫婦が大阪から一緒に連れて来ました。

 

初対面の人には必ず吼えるらしいですが、僕にはすぐお腹をひろげて屈服のポーズ。

 

不思議と僕はよくそのような体験をします。飼い主の人も驚かれるのですが、初対面でも尻尾ふりふりで犬には好かれるようです…。

 

ここにいる間は、ずっと相手してもらってました。

こんなにじっくりと犬と触れ合うのは久しぶりで楽しかったです!

 

たえず触ってないと「なでろ〜!」って催促してくるので少々つかれましたが…。 



夜は真っ暗で随分と冷え込んでましたがこの縁側から正面の山のすそのにぽっかりと満月が出てたんですよ。

 

風呂上りであることも忘れて、しばらく見入っていました。

 

その美しさは形容しがたく、神秘的でもあり初めて月が蒼いことをしりました。

 

京都の方でもよくきれいなお月さんは見てましたが、蒼く感じたことはありませんでした。

 

太陽の周りにコロナがあるように、じっと見ていると月の周辺が蒼く光を放っているんですよ。

視線を庭先の木々に向けてみると、やはり木々も蒼白いベールに包まれていて、オーラを放っているんですね。放っているようにみえるのですかね〜?

 

月が眩しくて星々は見えにくく漆黒の闇も月側半分は青白く反対側は真っ暗なんです。

 

長く生きてきたけどこのような神秘体験は初めてでした。

今回の帰省はおばあちゃんに会うためのものでしたが貴重な体験をさせてもらえました。

 

そのおかげで風邪を引いてしまい、苦しい1週間となりましたが…。



翌朝、家主でもある叔母さんを迎えに、しまなみ街道を渡り四国は愛媛県今治(いまばり)へ。

 

近所でおいしい昼食をいただき一同は再び大三島へもどり楽しいひと時を過ごしました。

 

僕は今治から特急はまかぜで瀬戸大橋を渡り岡山へ2時間の旅。

岡山から新幹線で1時間で京都へ。

 

あっという間の25,6年ぶりの帰省でした。

また機会を見つけて帰省したいと思います。

 

みなさま、お付き合いありがとうございました。

 

リオネル拝 







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