広がる可能性

最初から主導権を握るつもりでやったという本田の言葉、

嬉しい感じがした。物怖じしないで正々堂々とやれた。

それがドイツＷ杯のときとの違い。あの時は４－１。

今日は４－０。だけど、実力的には数段に進歩した。

けれど、まだまだ世界のトップは遠い。僅かに半歩、

踏み出せるかどうか。そこが大差につながったりする。

ブラジルのリズムはやっぱり少し違う。

急にスピードが上がったかと思えば、それにみんなが

連動してゴールへ向かう。気がつけば数的不利に

なっている。アルゼンチンよりも戦いにくいと思った。

ボランチのところは課題が多いように思う。

長谷部も細貝も不調なら、扇原・山口に声がかかる日も

そう遠くはないと思う。また楽しみが広がる。

未来にはまだまだ可能性が広がっている