トリニータはJ2ではありませんヨ

日刊スポーツのこの記事

宮崎キャンプ初日の１５日、シーガイアイベントスクエアでの練習開始前に行われた歓迎セレモニー。主催した「Ｊリーグ等宮崎協力会」の役員が「Ｊ１昇格を目指しての大事な時期を、実り多いものにしてください」とあいさつ。

Ｊリーグ等宮崎協力会の役員さん、あんまり酷すぎます。
セレモニーをするのであれば、それなりの下調べをきちんとしてくださいヨ。
役員として一番やってはいけないこと、もてなす相手のことをしらないでもてなすと言うことは失礼極まりないことですよ。

　昨年Ｊ１で８位の大分だが、宮崎での認知度は福岡以下だった。あいさつした役員も恐縮顔ながら「アビスパさんの方が（キャンプ年数が）長くて、お客さんも数多くきますからね」。Ｊ２福岡でも行ったあいさつの記憶が「Ｊ１大分」のインパクトをかき消してしまった？　格好だ。

ただ、トリニータとしても、宮崎県民へのアピールはこれまでちっともやってこなかったので、この認知度の低さは仕方のないことだと思います。
熊本へは某企業がバックアップして年1回のJリーグを開催してますから、そこまで低くはないでしょうかね。

宮崎においては車社会の昨今、高速道路で繋がっている福岡、飛行機だと1時間あればいける福岡の方が宮崎県民になじみが深いのは当たり前です。
大分へは宮崎市内から車で4.5時間（高速道路無しの片側1車線の国道10号線のみ）、電車でも特急で3.5時間はかかります。（1時間に1本だけしかない3両編成の特急）

宮崎だけではありません。
実際には大分のチームことを大分県外の九州内の人はあまりしりません。

サッカーが野球よりも認知度が低いからという訳だけではないのです。

そもそも、九州各県から大分のスタジアムへ行くには遠いのです。

鹿児島から大分へは最短の車でも6時間以上かかります。

鹿児島ではサッカーのキャンプだけでなく天皇杯やナビスコの試合も年に1回はあります。

レッズや名古屋、京都、柏などは、スポンサー企業の関係もあり、鹿児島でキャンプを張ってますね。

なので、ビッグネームのいるチームはメディアでも取り上げますから知ってます。
今年はアビスパはリティーが監督になり、昨年までの地味（失礼だと思いますが、一般的には）なチームからメディアに取り上げられやすいチームになりました。

トリニータも徐々に代表選手は輩出されてますが、チーム自身の認知度はまだまだです。

トリニータのスタッフも、今回の事がなぜ起きたのかをもう一度考えて、もっと九州管内へのアピールをするようにしてみてはいかがでしょうか？
今回の事で憤慨するのではなく、逆にチャンスだと考えて、関東への発信をするだけではなく、九州管内からのサポーターを呼び込むために、もう一踏ん張りしてください。



私は、鹿児島から、宮崎から、5時間以上かけて車で九州石油ドームまできている、宮崎・鹿児島のサポーターをしっているだけに、もっとトリニータ側からの九州管内へのアピールを期待してます。

トリニータの社長が東国原知事を表敬訪問し、トリニータの社長のことを初めて知ったというのも、かなり悲しい話ですが、まずは、知ってもらう事への第一歩だと思います。

ここからですよ。がんばりましょう。