九州ダービーは果たして本当のダービーとなり得るのか
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miyashu
2006年08月02日 20:04 visibility74
「ダービーマッチ」ってもともとはホームタウンを同じくするチーム同士の、町を2分するプライドをかけての試合なんですね。
でも、Jリーグはクラブやマスコミ自らなにやら因縁奇縁つながりのあるライバル同士の試合を○○ダービーと称して盛り上げようとしています。
蘊蓄家の方々としては、いやこれは誤用である、いかんとも許し難い、そんなふうに使っては「ダービー」の品位をさげるものである。
などと、鼻息荒くのたまひけるかもしれない。
でもね、言葉ってのはそもそも時代や土地が変われば自ずと変わっていくもので、身の回りにはそんな言葉であふれているのです。
いいじゃないですか、九州ダービー。
そんなに目くじらたてなくても。
九州には現在J1チームは2チームしかありません。
だから九州ダービーが成り立つのです。
鳥栖も熊本も長崎もJ1にあがってきたら、いちいち九州ダービーなんて言ってられません。
今のうち、今のうち、です。(早く来い来い、サガンにロッソに、Vファーレン)
言葉の使いかたの問題より、大切なのはサポの気持ちですね。
九州をホームタウンと考えるなら、福岡にどれくらい大分サポがいるでしょう。
大分にどれだけ福岡サポがいるでしょう。
熊本に、佐賀に、長崎に・・・・・。
2チームのサポが各地域に混在し、熱をあげている、そんな状態で福岡や大分でゲームが行われる。
それが「九州ダービー」でしょう。
そう考えると、大分も福岡もまだ「九州のチーム」とはなり得ていないような気がします。
本当の意味での「九州ダービー」はまだまだ先のことですね。
でも、大分VS福岡の勝負を「九州ダービー」と銘打って盛り上げていくのはよいことだと思います。
こうやってサポ自身が盛り上がり、マスコミが後押しし、九州のサッカーを盛り上げていけば、その先に真の「九州ダービー」が待っていると思うからです。
8月12日、博多の森をトリニータブルーで染めよう。
アウェイゴール裏も、アウェイ側SA席も、トリニータブルーが席巻し、コールがこだまする。
ああ、うっとり。
ってことで、この夜の博多界隈は大分弁じょうが聞こえちくっで。
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