アズーリの混乱
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r-7
2006年06月18日 20:30 visibility41
チェコとガーナの一戦を書こうかと思ったんですが、あえて
こっちにしました。退場者が3人も出るという、波乱という
よりは大荒れになってしまった試合。アズーリの不調が全て
の面に影響した試合でした。
アメリカの好調。アズーリの不調。これがガップリかみあっ
たゲーム展開で、当然アメリカがチャンスを多くつくりだし、
イタリアはチャンスを自ら潰すような展開。開始から20分間
は全くといってイイほどチャンスはなかった。
しかし、右サイドで得たFKからジラルディーノが流し込ん
でイタリアが先制。初めてのワンチャンスをきっちり決める
あたりはさすがというべきか。これで流れが変わるかと思っ
たけど、相変わらずアメリカがいい形を作りだし、右サイド
からのFKがゴール前へ入ると、ザッカルドがミラクルオウ
ンゴール。これもアメリカへの流れの良さからきたゴールか。
その直後、マクブライドが空中でルーズボールに競ったとこ
ろへデ・ロッシが肘打ちをブチかまして一発退場。この時間
でそこまでイライラすることもナイだろうに、試合の雰囲気
を壊してしまった。若さ、で片づけるには余りにも稚拙なプ
レーだ。イタリアはトッティに変えて、ガットゥーゾを投入。
僅かな隙を狙ってカウンターを仕掛けるしかなかった。
そのカウンターを仕掛けようとしたピルロをマストロエーニ
が深いタックルで止める。これがまたしても一発レッド。赤
は厳しいかと思ったけど、さっきの退場もあって、これを基
準にして、これ以上のラフプレーを止めようとしたのか。前
半は得点が1つずつ。レッドカードも1枚ずつと荒れた内容
になってしまった。
後半早々に今度はアメリカが数的不利になる。ポープがジラ
ルディーノに対してファール。これで2枚目のイエローで退
場となってしまう。イタリアは攻めにアクセントを出すため
にデルピエロを投入。残り時間で勝負をかけれるかどうか。
先にゴールネットを揺らしたのはアメリカ。途中出場のビー
ズリーが左サイドから豪快に突き刺す。が、オフサイドポジ
ションにいたマクブライドがプレーに関与したと見なされて
ノーゴール。イタリアもデルピエロを中心にチャンスを作る
けど、フィニッシュが遠い。結局後半でスコアは動かず、ド
ローに終わった。
勝てたであろう試合をフイにされた上に退場者まで出してし
まったアメリカと、退場者を出しながらドローで終え、結果
的に首位に留まれたイタリア。どちらのほうが優位だったか
は見た人には分かってるはずですが、結果が全て。次戦への
モチベーションを保てるがどうかが鍵でしょうね。
ところで髪を切ってすっかりイメージチェンジしたトッティ
が誰かに似てると思ったら、ランパードに似てませんか?
あと、マクブライドが肘打ち喰らって治療してる時のチーム
ドクター?がスカパー実況の八塚さんに見えましたww
- 事務局に通報しました。
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