僅かな差
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r-7
2006年06月25日 21:02 visibility49
アルゼンチンはここまでの試合で一番安定して強さを見せて
きたと思う。しかし序盤からペースを握ったのはメキシコの
方だった。開始4分のFK。ニアで後ろへそらしたボールに
マルケスが合わせて先制。その後もペースは握ったままだっ
たけど、アルゼンチンは10分のCKからクレスポが合わせて
早くも同点に追いつく。これで流れが変わるかと思ったけど、
メキシコのペースは変わらず。ボルゲッティにボールを当て
て細かくパスをつないでいくサッカーでアルゼンチンに自由
にサッカーをさせない。
後半も同じようなペースで進む。アルゼンチンも少し慎重に
なり、決定機を作らせない。しかし攻撃面でもメキシコの守
備とパスワークの前に決定機を作れない。メキシコは90分で
決着をつけようと2枚目、3枚目のカードを早めに切って流
れを引き寄せようとする。それを見たペケルマンもテベスと
アイマールを送り込むが、アルゼンチンも流れを引き寄せる
ことができない。残り10分を切ったところでメッシも投入す
るが、両チームとも決定機を決めきれず、90分間で決着はつ
かなかった。
決勝トーナメント初日から延長のゲーム。それでも後半と同
じ流れだった。しかしアルゼンチンはワンチャンスをものに
する。左サイドのソリンが逆サイドへ展開したボールをマキ
シ・ロドリゲスが胸トラップ。そのまま放ったボレーシュー
トが見事にゴールネットを揺らす。勝ち越したアルゼンチン
はその1点を守り抜いた。
メキシコは敗れはしたけど、いいゲームだった。しいて言え
ばアタッカーの差だったか。アルゼンチンは次はホスト国の
ドイツとの対戦。盛り上がること間違いなしですね。
- 事務局に通報しました。
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