ガチンコの撃ち合い

  • r-7
    2006年04月16日 11:21 visibility42

リーグ戦4連勝、ACLを含めると6連勝中のガンバと、ここ
3試合勝ちがなく、怪我人続出の鞠との戦い。レギュラー格を
7人も欠く布陣で臨むことになった相手を単純に考えたら楽勝
だと思うところだけど、得てしてそれがハマることもあったり
する。わかりやすいところだと、今のアーセナルなんかそうだ。

今の鞠はDF陣が入れ替わってない。そのせいでというかDF
陣を中心とした陣形、作戦を立てたんだろう。4バック+3ボ
ランチみたいに見えた前半。ガンバと対戦するチームが、そう
してきたように、まず守備から入るというやりかた。

しかしそれをあざ笑うかのように中盤でパスをつなぎ、ヤット
がマグノへスルーパスを通す。右45度。これはマグノゾーンだw
豪快に蹴りこんで先制。守備を意識して入った鞠に対してこの
先制はデカイ。今日もいけると思ったけど、セットプレーから
2点を返され、あっさり逆転される…

鞠の1点目。大島のヘディングだったけど、当たり損ねだった
からタイミングがずれたのか、それはせめて弾いてくれよって
シュートにも関わらずガヤは触れず。2点目は松田のボレーが
素晴らしかった。ブラインドにもなってただろうから、あれは
仕方がない。けど、横方向の反応が松代に比べると…ガンバレ
藤ヶ谷。

やっぱり鞠はしぶといな。リードされた状況から追い越すのは
なかなかシンドイぞこりゃ。と思ってた前半終了間際にフェル
が放ったシュートを榎本が弾く。普通ならコーナーになるかと
思うボールにマグノが反応してた。ほとんど角度のナイところ
からカバーに来た中澤の股間を抜け(たように見えた)ゴール
へ転がり込む。同点。前半のうちに追いついた。

後半開始から鞠が攻勢をかける。ポジションを少し変えてきた
か。それをガンバは受けて耐える時間が続く。フェルやマグノ
に入った時点で確実に潰されだした。コレはまずい展開だなと
思ってたとこでフェルに変えて前田イン。堅いDFの裏を突く
作戦に出たか。

と、その直後に結果が出る。橋本から裏へ抜けた前田へスルー
パス。それを丁寧に折り返して、フタが今季初ゴールを決める。
フタがようやく点を取った!と喜んでた直後にまた鞠に追いつ
かれた…。どうも疲れてくるとウチのDF陣はグダグダになる
な。ボールウォッチャーになりがちだ。鞠も変わって入ってた
狩野が決めて同点。

3ー3か。久々の撃ち合いじゃないか。ウチと打ち合いを挑も
うってのか。上等だ!とは思いつつも鞠のパワープレーは怖い。
高さで絶対的に不利だ。疲れも見え始めて中盤を飛ばして前線
へボールを運ぶような展開になりかけて、押され気味になって
きた頃。たぶんフタだったように見えたけど、体で相手ボール
をカット、そのまま前線のマグノへロングパスを出す。しかし
そこで待ち受けていたのは松田と中澤。きっちりカバーに入ら
れてマグノは触れない。榎本もすぐ後ろまでフォローに来てる。
と、そこで少しルーズになったボールに誰か飛び込んできた!
前田がダイレクトで蹴りこむ。榎本も前に出てた分反応遅れる。
ボールはゴール左隅に転がり込む。前田もリーグ初ゴール!

残り10分を切って再びリード。しかし鞠はここでハーフナーを
投入。完全パワープレーに切り替える。マジで怖ぇー。ホント
に何本かに1回決められそうな予感がするくらい怖い。しかし
ここはチームの勢いというか、勝つという気持ちが上回った。
何とか耐え切って、試合終了。4−3という撃ち合いの結果は
想像以上に疲れる展開でした。鹿、大連、鞠とここでの3連勝
はかなりデカイ。リーグもACLもさらに勢いに乗っていける
ことだと思う。次節までは1週間あくので、きっちりと休んで
コンディションを整えてもらいたいです。

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