大乱戦
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r-7
2006年06月26日 17:28 visibility48
イエロー16枚、レッド4枚。大荒れに荒れた試合になってし
まいました。序盤はお互い攻撃的な意識を見せ、いい試合に
なりそうな予感もありましたが…。開始2分で出たファン・
ボメルに対するイエローが全ての事の始まりだったか。その
5分後にはC・ロナウドに対するファールでボラルースにイ
エロー。このファールでロナウドが腿を痛めたような感じを
見せ、ちょっと心配になったけど、そのロナウドから右サイ
ドに流れたデコへパス。デコが折り返し、パウレタが落とし
たボールをマニシェが右隅へ決めて、ポルトガルが先制する。
しかし、その後も足の痛みをこらえてプレーしていたロナウ
ドを交代させなくてはいけなかった。
これで焦ったオランダ。試合内容が激しくなる。ロッベンが
この試合はミゲルに完璧に封じられて、なかなか形が作り出
せない。その代わりに逆サイドのファン・ペルシがあくこと
が多く、チャンスを作り出すが放つシュートは枠をそれたり、
リカルドの好セーブにあい得点できない。必死に守るポルト
ガルもギリギリのところで跳ね返してきたが、ロスタイムに
コスティーニャが2枚目のイエローを受け、この試合一人目
の退場者となる。
後半に入ると激しさはさらにヒートアップ。数的優位を活か
して攻め続けるオランダだけど、焦りもあってかラフプレー
も増える。63分にボラルースが退場で数的優位はなくなった
かと思ったが、その15分後にデコが遅延行為で2枚目のカー
ドと受け退場となってしまう。残り10分とロスタイムの6分
を9人で戦わないといけなくなったポルトガルにオランダは
フェネホール・オフ・ヘッセリンクを投入してパワープレー
を仕掛けるがゴールが遠い。逆にファン・ブロンクホルスト
が2枚目のイエローで、最後は9人対9人になってしまった。
決してファールを褒める訳じゃないけど、ここまで熱くなる
ゲームをした両チームに何か感心してしまった。これが戦っ
てるって部分なんだなと。ポルトガルはベスト8進出だけど、
出場停止と次戦以降のファウルトラブルで自滅しないといい
けど。オランダは惜しくも敗退。若い選手が多いんで、この
次のユーロやW杯に確実につながっていくでしょうね。どこ
かでベルカンプは見てたのかな……。
- 事務局に通報しました。
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