ドローで終戦

  • r-7
    2006年05月03日 20:14 visibility49

今日のスコアは負けてはいない。しかし敗退は決まってし
まった。これが今の実力だったのか。まだまだアジアで戦
い抜く力が無かったということか。めちゃくちゃ悔しい…。

ここ2戦、得点できずに負けていて疲労の面でも少し心配
してたんだけど、メンバーはほとんど替えずにきた。西野
の信念なのかどうかわからないけど、ずっと固定してきて
る。ホームだからってのもあるかもしれないけど、悪くな
りかけてる流れを変える意味でも少しメンバーを替えてく
るかと思ったけど、そうはしなかった。ただ、明神がサブ
に入れたのは朗報か。

序盤はそんなに「重い」という感じは受けない。かといっ
て勝ちに行くという、ガツガツとした気持ちも見受けられ
ない。良く言えば、いつものガンバの入り方。相手の様子
を見つつ、徐々にペースを上げていく。けど、この時から
気になってたのが、少しずつパスがズレてるような気がし
てた。いつもなら小気味よくつながっていくパスが、よく
引っかかる。それを奪われ、カウンターにされてピンチを
招く。前半終了間際に取られた先制点もそんな形だった。

バイタルエリアまで運ぼうかという所で引っかかってそれ
を一気に前線に出された。前がかりになってた裏をつかれ、
残ってたツネが一人で対応。一対一の場面だったんだけど
あっさりかわされた…。あそこはイエローを貰ってでも引
き倒して止めて欲しかった。たぶん本人が一番悔やんでる
だろうけど…。(と書いたけど、後で映像で見たら、ペナ

内だった。しょうがなかったかな…)

 

後半からは、調子が上がらなかったフェルに替えて中山を
投入。これが個人的には裏目に出たように思えた。相手の
高いDFに対して中央でターゲットをさせるつもりだった
んだろうけど、ことごとく競り合いで負け、足元に収まら
ず、ほとんどポストプレーができなかった。前半途中から
入ってたフタが時々意表をついた絶妙なパスを出したりし
てたけど、これも回りと少しずつズレていた。

万博が全体的にイヤな雰囲気になりかけてた。もうすぐ残
り15分か…というところでのCK.中央で弾かれたホール
が外へ開いてたアキの前へ。胸トラップからボレーシュー
トを放つがキーパーの正面へ。しかしコレをキーパーが掴
みきれず、こぼれたところを智が押し込んだ。同点。万博
が息をを吹き返す。そこから7〜8分くらいだったか。同
点にした勢いが、そのまま攻撃につながってた。マグノや
フタがシュートを放つも決まらない。最後の勝負に西野が
出た。

ツネを下げてバンを投入。3トップにして勝負に出たわけ
だけど、結果的にコレでまたバランスが崩れたような気が
した。前への意識が強すぎて、逆にカウンターを受ける場
面が増えてしまった。バンを投入して点を取りにいくのを
押し出したのはよかったけど、結局、前でのバランス、後
ろでのバランスを崩してしまったために、うまく前へ運べ
なかった。どうにも手詰まりのような状態でタイムアップ。

終わった時点で、初めて本当に悔しい気持ちが沸いてきた。
これでもう、アジアへの朝鮮が終わってしまったんだと。
試合後、場内を回って挨拶する選手の輪に加わらず、ベン
チに一人座ってたツネの背中が何か印象的でした。今年は
ここで終わってしまったけど、来年こそ次のステージへ。
ということで、その為にJを勝ち抜こうじゃないか。

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