インフルエンザ闘病記

巷で猛威をふるっていると連日ニュースになっていたインフルエンザ。


私自身、ウン十年の人生の中で季節性のインフルエンザにもかかったことがなかったため


妙な自信を持っていた。「私がかかるわけない!」と。


 


それでも念のため、幼児が居る我が家にウィルスを持ち込まないよう


毎回外出から帰った時には手洗い・うがい・除菌アルコールを徹底していた。


 


ところが、そんな私が、つい先日すっかり流行の波に飲み込まれてしまったのである。


 


というわけで、今回はサッカーとはほとんど関係ないネタではあるが


そのインフルエンザとの闘いについてここに記録させてもらうことにする。


 


思い返せば、ことの発端は14日月曜日。


3歳の息子が「のどが痛い」と言い出し、食欲がぐんと落ちてしまったところからだった。


風邪でも引いたかと心配し、熱を測ってみたが平熱。


のどを開けさせてのぞいてみても、特に赤くもなっていなかった。


「しばらく様子を見るか…」と思っていたら、今度は自分ものどがイガイガし始め、


翌火曜日は二人で咳をしていた。


そこで息子には、以前病院からもらった抗生剤を飲ませ、自分は葛根湯を飲んで1日過ごした。


 


16日水曜日になって、息子は平気だったものの、自分の症状が咳&頭痛へと悪化。


朝方38度の熱が出たので(1時間ほどで37度台にすぐに下がったが)


念のため二人で病院へ受診した。


 


受診の結果、二人とも季節性の風邪ということだったので


とりあえず咳止めなどの薬を処方されて自宅へ戻った。


ちなみに息子のほうはこの時点でほとんど治りかけていた。


 


そしてその日の夜中から・・・悪夢が始まった。


ひどい頭痛と悪寒と息苦しさと身体のほてりで目が覚め、体温を測ったら39.5度!


そのまま眠れず朦朧としたまま朝を迎え、再度測ってみたが体温は変わらない。


「これはヤバい」と察して、急いで自宅にあった市販の解熱剤を飲んだ。


その後、少し眠って次に起きたのは昼前。


まだ熱かったののでまた測ってみると・・・今度は40度!!


「上がってるし・・・」と声なき声を上げ、また解熱剤を飲む。


 


急きょ会社を休んでくれたダンナが心配そうに「病院に行ける?」と聞いて来た。


「行くよ。行かなきゃまずいよね。」と答えて、かかりつけの病院の午後の診療時間に合わせて


3時前に病院に行くことにした。


 


ダンナは車で送ると言ってくれたが「インフルエンザ」の可能性の高い私と


車なんて密閉した狭い空間に一緒にいたら


主人にも息子にもうつす危険があまりにも大きいのでそれを断り、


一人で歩いて行った。


 


受診でインフルンザの簡易検査を受け、結果は「A型」=つまり新型でほぼ間違いない


とのことだった。


タミフルと、高熱時用の解熱剤をあわせて処方された。


 


それから、その日中はわりと高い熱が出たままだったが、


翌朝から徐々に熱が下がり、まる1日で、解熱剤なしでもどうにか平熱に戻った。


 


一番心配したのは家族にうつらないかな…ということだった。


家庭内で一つの部屋に籠り、トイレなど用があるとき以外にはそこから出ないようにし、


部屋から出るときは石鹸で手を洗い、食事はその部屋に自分で持っていき一人で食べ、


一日中マスクをして過ごし、ほかの部屋では咳どころかしゃべるのも極力避けた。


 


熱が下がってからも念のため2日間はそれを続け、まる4日間頑張ってみた。


その甲斐あってか、最後まで息子にもダンナにもうつらなかった。


 


それにしても、ウィルスはいつ私のところに来たんだろう?


周りには居なかったし、先週末は人ごみにも行っていなかった。


それに、息子はどうして無事だったんだろう?


発症するまで常に一緒に行動していたのに。


いろいろ謎があるが、とりあえず完治した今はホッとしている。


 


かわいそうなのはダンナの会社の先輩だ。


私のせいで会社を休むことになったダンナに変わり仕事をする羽目になったその先輩は


本来なら木曜から休暇を取り、連休と絡めて長い休みに入る予定だった。


それが逆に休日返上で働くことになったらしい・・・・。


 


う・・怨むなら、私じゃなくてインフルエンザウィルスを怨んでください・・・


ホントにゴメンナサイm(_ _)m


 


皆さんも、どうぞお気をつけて!

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