俊輔効果

昨日の試合、しかもTV観戦なんだけど…


 


先週の開幕戦でつまずいてしまったFマリノスだったが


ホーム開幕戦では俊輔復帰初の試合ということで


いろんな意味で注目を浴びたゲーム。


 


真のサポーターならスタジアムに行くべきなんだろうな…と


後ろめたい気持ちもよぎったが、


土曜日は息子を通わせたい保育園の説明会と重なったため


やむを得ず(汗)録画でTV観戦ということになった。


 


俊輔の「もやもやをふっ切りたい!」という気合は画面からも伝わってきた。


得意のキックを駆使し、代表でみられるようなイイ感じの長いパス


それも速くて正確なヤツを次々と放り込んでいた。


 


周りの選手にも良い効果が出ていた。


俊輔が周りに合わせたというより、周りが彼に引っ張られた感じにも見えた。


 


中盤でタメができた分、サイドを広く使ったり、縦に伸び縮みする攻撃は


ベルマーレ的には守りにくかったようで、マリノスの攻撃は常に数的優位があるように見えた。


 


前節の観戦記で「下手なシュートをいくら打っても…」とコメントした私だが、


今回のシュート数=29はそれなりに評価したい。


なぜなら大半が苦し紛れではなく、考えられて打ったシュートだったと思えるからだ。


シュートを打つことで相手DFを焦らせ、ポジショニングのずれなど


ミスを誘ったのは確かだ。


 


俊輔と交代した狩野の得点(3点目)は私好みの長めの距離からの鋭いシュートだったし、


あれを決めたのは「俊輔が入ってもオレを忘れるな!」という彼の強いアピール心の賜物。


これも俊輔効果の一つだと思う。


 


しかし…


 


ベルマーレを応援されている方には申し訳ないけど、


今回はベルマーレが悪すぎたから勝てたんだと思う。


 


特に、サイドバックの守備位置は終始まずかった。


途中で修正することもなく、やりたい放題フリーにされていた気がする。


 


攻撃面でもパサーと飛び出す選手が噛み合っていなかったり、


中盤で簡単にパスミスをしたり…。


 


俊輔復帰を歓待するアウェーのスタジアムということで気遅れしたのかもしれない。


そういう意味でも俊輔効果なのだろう。


 


つまり、楽観視してはいけない。「勝って兜の緒を締めよ」ということで…


 


俊輔には引き続き素晴らしいキックを随所で発揮してもらいつつ、


彼の欠点であるトラップぎわのケアレスミスやキレのない切り返しは


気をつけて修正してほしい。


 


そうすれば代表チームも良くなるしね!

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。