Ｊ採取節　速報所感

まさかの浦和敗戦。

浦和目線だから「まさか・よもや」の浦和敗戦、ではなく、
鹿島をタナボタなんて言うつもりも、勿論なく。

１つは、「事実上の優勝確定」と何度も言ってきたこと、
これは率直に、お恥ずかしいとお詫びせねばなるまい。
すんまそん。

鹿島を軽んじてたワケではないし、
お詫びの方向性は鹿島サポーターたちという意味合いよりも、
横浜ＦＣサポーターへということで。
すんまそん。

今回、
書き終えていながらサッカー黄金月間ゆえ、
ＵＰが遅れていた幾つかの項が、
ＰＣぼ不具合の中に沈没しているわけなのだが、
その沈んだ項目の中には先週のＪリーグも含まれて居ワケで。

思し召しだったのだろうか（笑）、
そこでも当然、僕は、
「いよいよ現実に勝ち点１差になっちゃったけど、
　予想は曲げません、浦和の優勝は事実上確定、変更ナシ」と、
風呂敷広げていたのだが。。。。

思し召しだったんでしょう、それはＵＰされず、
未定稿のまま文字通りお蔵に入り、
今日の結末を迎えた形。

振り返ったり、分析したり、省みながらもそう思いを馳せると、
浦和の低調さ、
とりわけ攻撃の厚みのなさ、貧弱さ、受けすぎる姿勢といったものについては、
あるいは個々の選手の問題点については、
ＡＣＬでの優勝を心よりたたえながらも、指摘はしてきたつもり。

勿論、愛媛ＦＣとの対戦観戦記にも、その懸念は浮かんでいる。

各メディア含め、どの新聞も番組も活字も、
ＡＣＬ優勝の快挙、偉業の達成に関して、
内容よりも、結果の大きさを、持ち上げ過ぎていたのだろうか？？
あそこで、浦和の優勝は危ないと警鐘を鳴らす人が、
識者であり先見の明を持つ人だったのだろうか。

何とも、難しい。
確かに、ポンテ・ワシントン頼みの攻撃を危惧していた人もいる、のだろうけれど。。。

僕は、幾ら勝ち点が迫られようと、
貯金逃げ切りでも、追い込ん差しでも、
１つでも多く勝ち点を積み上げたチームこそが年間のチャンピオンとして、
リーグ王者に冠せられると、そう言ってきたので、
浦和への危惧という部分では辛口含め注文をしていても、
勝ち点として横浜ＦＣを落とすことは、まずありえないとの判断で、
「事実上の確定」を告げていた。

内容・質は決して満足できないけれど、
結果として落とすことはないと、そう判断していたのだが。

やっぱりサッカーは、不確定要素の多い、
だからこそ面白いスポーツなんだなと、
まだまだ見る目を肥やさないとと、改めて。

で、僕はまだ今日、試合を全く見てない（笑）
横浜ＦＣと鹿島のそれぞれの得点シーンくらい。
なので、細かい評は後回し、
今日は全体の、総括的な反省。

やっぱり、山田が欠けたことが、
何か大きなバランスの崩れに繋がったのか。
決して山田、抜けて良い選手とは思ってないけれど、
１人の選手が書けると全体のバランスがおかしくなることも、
サッカーにはよくあること。
その辺り、見抜くべきだったのかも。

選手といえば、もう１つ。
鹿島って、代表１人もいないクラブ。
そういうチームがリーグを制するって、あんまりないだろうと。

奇跡、ってことじゃなく、
これはやっぱり、選手選考に一石、投じられるべきじゃないかなとも、思う。

時期も時期だし、こういう見方するメディアがあるかどうか、
分からないけれども。

サッカーは主観がバリバリ入るものだし、
監督にも、好き嫌い等の感情も含め、主観があって当たり前。
選手の個性もあるし、
どんな個性の選手を選んで集めるか、それも監督の個性だし、
代表チームのアイデンティティーになるものだから。

実は、お蔵入りしてるネタの中に、「岡田監督？」という項が入っている。
オシムは、言葉に本当に示唆があるし、
オシムの路線や考え方、その方向性は、
岡田に継ぐ意志や能力があるかは別として、
継続発展させるべきだと思っているが、
例えば、「選考」まで引き継ぐ必要はなく、
選ぶ選手がオシムと異なったからといって、
それだけ陰影濃く浮き上がらせて論じたりする向きがあれば、
それは全くナンセンスだと、
そういうことを書いていた項だった。

方向性を繋げて導いていくことと、
同じ選手を選ぶ事は全く別のことだし、
同じ選ばなければクエスチョンマークを付けるなどというのは、
勘違いである。

鹿島にどれだけ相応しい選手がいるかどうかはともかく、
代表選手の入っていないクラブが優勝するということは、
少し、オシムの主観にも修正が施されるべき結末、
だったのかもしれないと、そんなことをふと思った。

鹿島アントラーズ、優勝おめでとう。

悔しさは上達の一番の近道。
ひたむきさや必死さや一生懸命さ、
それは技術や戦術を補って、なおお釣りがくる気持ちの大切さ。

それらの言葉を、今日もまた、思わされたのである。



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Ｒｏａｄ　ｔｏ　ＰＫ　ＢＡＲ（仮名）
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