【裏金】

西武がスポーツ紙の一面を飾っている。
賑わせている。
好ましくない目立ち方で。

これもまた、「モラル」の問題には違いない。
西武だけの問題なのか、他球団も蝕んでいる問題なのか、
いずれにしても、コミッショナーなりの、
「西武さんの問題ですから」という文言は、
取り組み・対策・危機感への球界への不信感を拭えるものではない対応ぶるに映るだろう。

堤時代から、もしかしたら、
色々な面で「不透明」な表沙汰に出来ない取引が「常態化」していた、
そういう企業体質であったのかもしれないが、
さすがに百数十人への「お手当て」ともなると、
悪質と言われて当然、であろう。

贈収賄では受け取った側の問われる比重の方が重い、
と聞いたことはあるが、
指導者という立場にある人間が「裏金」に関与していた事実は、
決して軽いモノではない。

推論でモノを言うのは申し訳ないけれど、
プリンスホテルのような社会人野球のチームも傘下にあったことを思えば、
選手を誘導して囲い込んでいく、
政治で言えば迂回献金的な、
周到で狡猾で悪質な「抜け穴」を構築し続けていたと、
そういう穿った見方さえも出来かねない。

球団の思惑とは別にあるハズである、
競技者としての選手の「心根」の部分については、
ソープの件と同様、
信頼していたい大切な価値観、考え方、生き方であると、
信じていたいけれど。。。

ユベントスという僕の贔屓チームも、
「球団幹部」の悪質な行為によって処罰を受けた。
イタリアを、サッカーを真似ろとは言わないが、
西武も勝ち点を減点したりしたらどうなのか、
というか、それくらいの姿勢を見せないと本当じゃないんじゃないか、
真剣じゃないんじゃないか、とも思う。
二部があれば、落としてもいいくらいなのかもしれない。

日本球界の場合、
閉鎖的な部分があることは否めないだろうし、
こういう形で露出する問題については、
それがより悪い方向へ作用しているのかもしれない。
悪い意味で使う「閉鎖的」、例えば隠蔽体質にも繋がるような、
これもまた、日本人が抱える１つの心の部分、
闇の部分であるのかもしれないが、
それこそ室伏の言う「友好」的な考え方で、
クリーンな環境を維持していく互いの関係性や、
その姿・姿勢を後押ししていくファンの声を、
増やして繋いでいくべきなんだろうと思う。
そういった広がり、伝え方をしていくことも、
スポーツの大切な役割の１つであると、思う。

今日のブログの方では、
ＥＵＲＯ予選で、弱小国同士にはＣＬと同じような予備選を設けろと、
そういう「閉鎖的」な提案をしたベンゲルやベニテスへ、
【アンポンタン】と鉄槌を下していますんで、
良かったらどぞ。
『Ｒｏａｄ　ｔｏ　ＰＫ　ＢＡＲ（仮名）』
http://wearecrazy.exblog.jp/

何となく、モラルの話が続くキョウコの頃ですな。
（だからキョウコって誰だよっ！　笑）

さて、「本業・本職」（笑）のサッカーに戻れば、
ＣＬはセミファイナル・１ｓｔレグを終えたところ。
いったいどんな第２戦になるのか、
それはまた別の機会に、ブログか日記か、
書きますんで。

ナビスコなんかもひっそり！？と進んでますが、
リーグは同じ４連敗でも、
甲府と大宮ではまた内容も結果も異なっていたり、
ジェフにしても、然り。
リーグへの展望へ継続させるためにも、
「ひそかに」（笑）チェックをしていきましょう。