
手にした、なけなしのチャンス。
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トミー
2008年12月03日 22:30 visibility76
ついにあと2戦。開幕戦をホームで迎えられたチームは、
今年最後のホーム戦です。
こういう、降格争いをするとは思ってもみなかった――
というか、考えないようにしていた開幕戦。
逆に、最後の試合がホームでよかったように思います。
ただ、降格争いをしている他チームもホームで最終節なので、
アドバンテージはないですが。
これまで通り、自分たちがとにかく勝つだけ。よそはよそ、うちはうち!の精神です。
そんな、よそはよそ、うちはうちの概念を打ち破って
サッカーの女神さまからラストチャンスを与えられたジェフ。
手ごわい相手、エスパレス相手に負けてしまいましたが、
なんとか他チームもそろって強豪に負けてしまったので、望みをつないでいます。
「だったら、勝ちたかったなぁ。」「こら!よそはよそ、うちはうち!!」
という脳内コントを繰り広げてしまった清水戦。
もう少しっ…、もうほんの少しで勝利に手が届きそうでした。
勝利要素は”気持ち90%ぐらい。”でしたけど。(あと気持ち30%くらい足りなかった。)
まぁそんなわけで、気合いだけじゃパスは繋がらないけど、ゴールは決まっちゃうな。
なんて確信を得た試合。
特に、巻さんの取り説に書き加えたい、非常に興味深い結論を得た試合でした。
今節は、巻さんと一緒にあまりに気持ちが入っていたために、
試合中のネタ拾いメモがまっさらで、
ただでっかく、
33−ま゛ぁ゛あ゛ぎ!!!!!!
や゛っだぁ゛ーーーーーーーーー!!!!(泣)
と書かれているのみでしたので、試合の内容はすっ飛ばしていますがご勘弁を。
(他のラボのジェフバカさんたちの観戦記でチェックしてね!)
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1 試合前、カメラを睨みつけるミラー監督。
うん、この顔で見つめながら「悔いのない試合をしろっ」とか言われたら、
無条件に気合入るな。 さすがに澤入ーも今日は顔が笑ってません。
2 ジェフ、好位置からのFK。 ヤザー「任せたぞ、ミシェウ」 ミシェウ「(親指立てて”グッ!”)」
3 カメラ小僧に狙われている東美キャプテン。
4 前半を2−1で折り返し、後半へ。櫛野がチームメイト一人一人に気合を入れています。
前半は、何といってもジェフの2ゴールです。いや、1点はトーミのオウン献上ですが。
とにかく、清水の攻撃に苦しめられました。
それでもジェフは、先制されるも巻の気合の一発で追いつきます。
坂ちゃんがレイナウドに預けて駆け上がり、レイからのフワッとした長いクロスに巻ヘッド弾です。
降格争いをしていると解説陣もジェフ仕様でなくなってしまい(最終節は八塚さんがいい。)
それまで――特に、解説の方は
「絶対にデートで一緒にサッカー見に行くのはいや」なタイプの解説さんで…
ジェフに対して悪気はないのだろうけれど、永遠に逐一ダメ出しをしていて、
かなりキツかったです。
どこがどういう風だからに悪いのか。ネチネチと説教を受けている気分で
巻のゴールが決まる直前までは、本当に泣きそうでした。
「ほら、ジェフはボールを出した後に動きがない。繋いじゃぁ、一休み。」
当たっているだけにグサッときます。清水の守備を褒めるべき所でもありますね。
そんなわけで、トミー観戦記ではお馴染みの”vs解説”の図式が出来上がった試合でもありました。
だからこそ、巻のゴールではわけがわからないほど歓喜したのです。
いつものサポーターに向かってガッツポーズと雄叫びを上げる巻。
大きな大きな歓声が黄色いサポーターから湧き上がり、巻はレイとハグをしながらベンチへ走り出す。
後ろからその巻におんぶするミシェウを振り払い、ミラー監督のもとへ。
ミラー監督とコーチの胸に、一発ずつ「おりゃぁ!」とお見舞いし、
ピッチに戻って行く”闘犬・巻 ”。
若干、ミラー監督が「ゲフ…ッ!」となっていたのが心配でしたが、
喉輪したりキスをしたりするよりはマシでしょう。
その手前で、クールに給水を取っているボスナー兄やんのクールさにクラクラしそうでした。
(後ろから、ハグし終わって帰ってきたレイが「やったぞー」と祝いに来てたり。)
ベンチの人ごみから帰ってきた巻に「待ってました」とミシェウがまたもくっついてきて
可愛らしかったです。
が、そのあとセットプレーからオウンで失点。
東美は掻き出す前に、すでにボールが体にあたってたんで防ぎようがなかった。
さらに悲しいシナリオは続き、センターサークルらへんで高いボールを競り合ったボスナーと岡崎。
ボスナーが競り勝ちますが、岡ちゃんの執念に負け、ファウルを取られてイエローカード。
解説とひとつ遣り合っていたわたしですが、審判とも喧嘩を。
どーもジャッジにムラを感じてしまったのは、ジェフ愛が大きすぎたからですかね。
ボスナーは明らかに岡ちゃんを止めてますけど、これでイエローはかわいそう。と、わたしは思います。
1 ボスナー「おねげぇ――しますだ、それ出されると大事な最終節 出れねぇんだーっ」
と懇願するも、時すでに遅し。
たぶん12枚目くらいなので、今年は入れ替え戦があってもお終いです。
2 「ダメか…。」 ダメです。
3 にっくき相手は岡ちゃんです。くそぉ!岡ちゃんなんて禿げちまえ!!
4 2点ビハインドになったジェフに、光の中から救世主さまが登場。
救世主・根本様の登場は、もう少しお待ちを。
後半開始早々、もはやお馴染みとなったショウヘイヘーイとグッピーの不安な連携。
岡ちゃんが粘って粘ってボールに食らいついてくるので、バックパスも冷や冷やです。
先週からの話ですが、この瞬間は、グッピーと池田の連携の悪さが、
レイナとアッガーの連携の悪さとダブりました。 グッピー、また一つレイナに近づいています。
その後は、とにかくエスパレスの攻撃雨アラレ。
オフサイドになったけどネットを揺らしていたゴール始め、惜しいセットプレーも続きました。
そんな中、岡ちゃんのゴラッソ(スーパーゴール)が決まって、3−1。
「勝ちたい。勝ちたい。勝ちたい! 今日は勝ちたい・・・っ!!!」
そんな気持ちだけは折れず、逆に空回りして、セットプレーのチャンスも
池田と巻が被ってしまうなど、なかなか1点が返せません。
西日の輝く光の中から登場した根本のFKは、点を予感させるもの。
まだ希望を捨てちゃダメです。
すると直後。根本の美しいFKから、巻のヘッド弾が決まり一点を返します。
解説「最後の最後で得失点差が明暗を分けるかもしれないですからね。」
うん、あんまり得失点差は関係ないんだな!悲しいけど!
そして、ジェフのFKは再び続き、ゴールにはならないものの
ロスタイムまで入れれば、逆転は厳しくっても同点の希望が見えてきました。
その矢先、ジェフのセットプレー後、山本くんが交錯して倒れています。
カメラはその間に、悔しがる工藤ちゃんの姿を映しますが―――
次の瞬間、さっきまで平気な顔で歩いていた兵働がなぜか急に倒れこんでいます。
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1 それにブチギレ「テェンメェーー」と
首根っこ摑まえて起こそうとするボスナー兄貴。
2 巻が押さえますが、エスパレスが審判に告げ口し、万事休す。
3 「俺ぁなんもしてねぇぜ?」と主張しているボスナー1対オレンジ4。
4 「なにが!」と主張するボスナーと必死に主審に説明している巻。
傍観している後ろオレンジ2匹(笑)
5 ボスナー兄貴は残り少ない時間を考え、レッドが掲げられる前に撤収!!ザ・チーム愛!
6 そんなドタバタの後ろで「おなか痛い」と苦しんでいる山本。
・・・ずっと倒れこんでたのね、気がつかなんだ。
これも、全く意味のわからない場面で、現地の人なら知ってるのかもしれませんが
なぜに兵働は急に倒れこんでいたのか。
たまにしかリプレイとかしないんだから、スカパももうちょっとうまくやろうぜ?
直前に兵働の前にいたニャンコ深井が頭突きした?
ボスナーが吹っ飛ばした??(これはあり得そ・・・ゴホンッゴホンッ)
ま、言えることは、審判は成り行きを説明したエスパレス選手に全幅の信頼を寄せてはいたけど
巻には寄せておらず、ボスナーとの相性は最悪だったと。
時間帯が時間帯だけに、ボスナーでなくても山本君にすらイラッときた自分も
まだまだ修行が足らないなと反省。
ロスタイムは4分もあり、ジェフにチャンスは最後まであったのですが
ほとんどの時間を、(わたしの大嫌いな)ボールキープで使われてしまい
同点にはならず…。
他チームの結果で希望をつないだこともあるけれど、
最後の最後まで走っていた選手たちからは、ちゃんと気持ちが見えました。
そのことが一番の救いのような気がします。
最後、足がつっていた昇平や、両チーム並んで礼をする中、
深く深くお礼をした坂ちゃんがそのまま、なかなか顔を上げられなかったりと
最後まで力を出し尽くしたんだろうなぁ・・・と落胆した表情のメンバーを見つめました。
さて、ついに最終節です。
ここまでサッカーの神様からチャンスをもらいました。
けれどそのチャンスも、自分たちが勝たなければ今度こそ、泡のように消えてしまいます。
今この順位、この勝ち点数なのは、一年通しての総合的な評価です。
ここまで這い上がれたことは、奇跡なのかもしれませんが
総合的にみると妥当な順位であることを身にしみて痛感します。
それでも、ここまで前だけを見てつなげた、なけなしのチャンスです。
最後は奇跡でも何でもいい。勝ちたい。
そうやってなりふり構わない気持いでいっぱいになってしまいますが、
一年――変化の訪れたジェフ千葉の一年の集大成を、期待しつつ、いつも以上に応援し続けます。
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- 事務局に通報しました。
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