返事の奥に

  • reg
    2006年10月30日 20:25 visibility31


鳥取県米子市で行われたFC鳥取VSロッソ熊本。

試合開始前から嫌な予感はあった。

会場到着後元気のない選手たちの顔を見たときなんともいえない寂しい気持ちになった。

 

試合開始前突風によりスポンサー看板やテントがが飛ぶ中俺たちの選手たちは黙々とアップをする。

 サポーターはいろいろな思いが渦巻くが試合になるとチームを信じそれぞれの気持ちを歌として高鳴る鼓動をさらに高めていく。

 

キックオフはいつもながらダラダラした展開。正直見飽きた。

本来ならもっとポゼッションを奪いながら中盤からサイドへと上手く繋ぐのだがゲームメーカー不在の試合は選手たちの不安や焦りが見え隠れしていた。

 

均衡を破ったのは主将のクマ。

仙台戦で見せた早いパスから相手のDFを翻弄し、相手キーパーの正面からゴールを奪った。

このペースが続けばいけるのではないかとサポーターは感じたのではないだろうか。

仙台戦で見せた相手を翻弄するパスはこの後一切見られなくなるまでは。

 

後半にはいりお約束になりつつある不甲斐ないミスから2点を相手に献上。

そして立てポンサッカーに徹しだしてから漂う無力感。

 

何も変わってない進化しないロッソのサッカー。

打開策を見出せない監督をこの日何度恨んだことか。

 

最後の最後多聞が押し込んだ一転がサポーターの言葉を抑えたことは言うまでもない。

感情的になり涙をこらえるもの。選手たちがこんなもんじゃないって信じているからこその

ロッソコール。

 

主将であるクマはいつも負けたときのチームをサポーターの前まで引っ張り俺たちの声を正面から

受け止め返事をするが俺たちが欲しいのはその場のリアクションではなく、次の試合での進化。

主将に求められるのは使えない司令官に従うことだけではなく、同じ選手として引き出せるほかの選手の長所を生かすこと。

 

本当にもう負けられないではない。勝ち続けることだけがロッソに求めること。

残りの試合本当に厳しいが最後まで諦めないプレーと勝ちたいという気持ちを選手全員で魅せて

勝点3を熊本に下さい。

 

 

 

 

 

 

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