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フランソワ・オゾン
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好きに呼んで
2008年01月26日 08:11 visibility41
去年?一昨年?
「僕を葬る」
と言う映画を見てから、とっても気になる監督なのですが、
新しい映画を上映していたので、夫のいぬまに・・・・・
普段見れない時間帯に映画鑑賞。
気がつくと生活サイクルの中に夕飯の時間がとってない!
まあそんなことは気にせずに・・・・・
たまたま、会員になっている映画館から招待状を貰ったので行ってきました。
この監督の映画は凄く「いい!」時と、
置いてけぼりにされて泣きたくなる時と極端なんです。
「エンゼル」
19世紀に小説家を夢見た少女の話。成功と挫折。
フランスの監督なのに、なぜか全編英語。
この監督はいつも、ものの見方がどうも複雑な感じがして・・・
「あんた女嫌いでしょ?!」
「それとも、この部分も含めて女は愛すべき生き物だって思ってる?」
そこんとこが謎です。
幸せな時と、不幸な時の女性の描き方が極端で
「何もそこまで・・・・」
衣装メイクとコリにこって
「映画なんだから、言葉じゃなくて映像で理解しろ」
と言わんばかりの、力の入れよう。
鼻につく自信過剰と傍若無人。
愛した男に全身全霊注ぎ込む、ひたむきさとかわいらしさ、強引さ。
ちょっと風とともに去りぬのスカーレットを思い出します。
可哀そうなんだか・・・・・
私はうらやましいと言う気持ちが強かったかな。
一番印象に残ったシーン
全身全霊で愛した夫を、ベッドに残して、
ベッド横の机に向かい小説を書き始める。
その姿をベッドから夫の視線で見たら・・・・
椅子の背もたれの上から、裸の背中と肩。
下にひしゃげた裸のお尻。
そのお尻がとっても可愛い。
その格好でブツブツ独り言言いながら書くんですよ。
このワンシーンのためにこの映画見たか?っていうぐらい印象に残っています。
この辺の感覚がオゾン好き。
今回はおいてけぼりにされなくてよかった!
まあまた、サッカーに関係のない話を長々と・・・・・すいません。
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