アジア杯第１戦　vs カタール

カタール戦について皆さん色々書かれていますね
オレも何か書こうかな・・・

昨日の試合、ほんと退屈な試合でした
お互いがやりた事を殺しあった展開
カタールが引きまくって、日本が一番ボールを動かしたいゾーンにスペースが無く
ゆっくりと横や後ろにボールを動かす日本と
前線へボールを入れ、なんとか頼みます！引き分けでもＯＫ的なカタール
これではかみ合うわけ無いですね
これは日本の選手のせいでも、監督のせいでもありません
カタールが狙っている展開にずっぽし日本がはまった展開なのだからカタールを誉めるべきです
多分カタールの選手に退屈な試合でしたね？なんて質問しても
「私たちは試合に勝つ為にがんばりました！」って言うだろう

では何故日本はこの試合カタールを最後まで崩せなかったのか？
それは”ポリパレント”っていう言葉にみんな縛られすぎてしまったからではないか？
”ポリパレント”という言葉とジーコの”中盤を自由にする”という言葉は似ているようで全く違っていて
”ポリパレント”には己を殺す、犠牲になるという意味が強くある
スペースを見つけそこへ走ることでスペースを作る
そこのスペースを使いボールを展開しゴールを狙う
自由なようで自由でない”ポリパレント”という言葉はかなりやっかいだ

そして”器用貧乏”って言葉があるように、スペシャリストではない”ポリパレント”は
相手にとって怖さを与える事は無い
”ポリパレント”というプレースタイルの中に自分の良さを積極的に出すようにしないと
１００の力を持った選手が５０、４０、３０の力しか出せないようになってしまう
是非とももっと我の強い選手が出てきて、うまく日本代表を攪拌してくれることを望みます


ちょっと長くなりましたが・・・
気になる事が一つ・・・”パススピード”
まぁー、パスを出すスペースが無いことは分かりました
それは１００歩譲ってしょうがないとしましょう
しかし、パススピードはどうでしょうか？
横に出すパス、長短関係なく全てのパスが遅い
これは中盤のパス回しで勝負をするチームとしては致命的ではないのか？
パスが遅い為相手との距離が近くなる・・・結局パスが出せない or インターセプトされる
この悪循環のシーンを何回も画面で見ました
グランドの状況が悪いならもっと早いボールで展開していかないと
今後の試合で致命傷になりうるかもしれません
・・・ってここで何言ってもしょうがないですけど・・・

自分的にMan of the matchは”鈴木啓太”
自分の役割をしっかり理解し、相手の中盤に何もさせなかった

でもカタールのセバスチャンはすごい選手だ
３人でＤＦへいっても足裏や体や手を使ってしっかりボールをキープ
もしくは間をすり抜ける
これでもう１人くらいすごい選手が帰化したら恐ろしいチームになるんじゃないか？！