ガンバは強かったが相手が弱い

  • ZEN
    2008年11月06日 11:57 visibility39

ACLのファイナルファーストレグ、ガンバ大阪がホームに迎えたのは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッド。

オーストラリアがAFCに転籍してきて、アジア最大の脅威になり、ACLでもいきなりファイナルまで進出してきた。アデレードはどれだけ強いのだろうと結構期待して見ていたのだけど・・・

アデレード弱すぎ。
確かにでかいのが4,5人でゴール前を固めていればなかなか点は入れられないけれど、バイタルエリアはすかすかだし、プレスは緩い。

 

ファイナルらしくもう少し、タフなゲームを期待していたのだけど、そうではなかったので★3つ。

 

立ち上がりから完全なガンバペースだが、なかなか決定的な形を作れない。このペースの時に点を取れないと勝てないかもと思っていたら、ルーカスが見事にディフェンスの裏をついて、冷静にゴール。続いて同じようなショートカウンターで今度は遠藤が追加点。

 

前半は2−0という実力差通りのスコア。

 

後半立ち上がり、アデレードが攻めてきた。さすがに2点ビハインドだから、厳しくくるだろうと思ったけれど、中盤のプレスは相変わらずゆるゆる。何とかゴール前に放り込んでハイボール勝負を仕掛ける。

確かにアデレードの得点の可能性が最も感じられたのがコーナーキックでの高さ勝負だけだった。

 

アデレードの攻めが一段落したら再びガンバペース。
ガンバは珍しくミスを連発していた明神に代えて、FW山崎を投入。さらに攻めを見せる。
だめ押し点は遠藤のCKをファーサイドで待っていた安田がきれいなボレーで決めた。

この試合の勝負はこれでほぼ決まり。
ガンバとしてはアウェイゴールを与えなければ、完璧な結果。
しかし、それどころかあと2点くらい取れそうなチャンスまであった。
アデレードは最後まで脅威を感じさせなかった。
なぜこのチームが決勝まで進んでこれたのだろう。
アデレードの鹿島戦を見てないんでよくわかりません。クルブチに負けた試合は見たけど・・・、あの試合は判断材料にならない、と思っていたらその通りのチームがやってきた。

これでガンバは3点のアドバンテージを持ってアデレードに乗り込む。3−0で負けなければガンバの優勝。
アウェイで1点でも取れば、アデレードは5点取らないといけない。これはいくら何でも勝負ありだろうなあ。

あと、下手くそといえば審判もひどかった。
遠藤のFKがオフサイドになったのは仕方がないと思うけど、前半に加地が裏街道を決めたところを引き倒されたのはイエローが妥当だろうし、ロニーが倒されたのはPKでもおかしくない。

なによりルーカスがGKに体当たりされたのは間違いなくレッドでしょう。堀池さんはルーカスが外にドリブルをしていたからイエローっていっていたけど、エリアの角の位置なのだから外からかわしても十分シュートコースはあるでしょうよ。

あと角沢アナ。
アウェイゴールは2倍ルールじゃないはずなのに、倍になりますの連発。勝ち点、得失点差が同じ時にアウェイゴールが多い方が勝ちというレギュレーションを理解していないのは聞いていて恥ずかしくなってしまった。

他サポの野次馬にとっては、ファイナルはもう少し、白熱した好ゲーム、いい実況を期待したいものです。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。