ボヤキ野球　その六　親不知

こんばんわ　実は今日歯医者で親不知を抜きました。先日メンバーに親不知抜くのは痛いよーと言われていたのでどんなくらい痛いのかとずっとイメージトレーニングをしていました。硬式の打球が股間直撃したくらいなのか、弁慶の泣き所にデッドボールが当たるほどなのか、いろいろ頭の中であの痛みよりはましだろーという例が浮かび上がりました。そして今日正午、決行されました。まず麻酔をしました。一度うがいをして椅子を倒されたあと私はつ、ついにやられると危険を察知し目をつむり全神経を指先に集めました。意識を口から遠ざけようと脳からサインが送られたのです。しかしその作戦は失敗しました。まるでスクイズに失敗しゲッツーを食らったあの感じのようでした。なぜなら意識はそらせたはずなんですがミシミシと抜く音に気を取られ、これはまずいと思ったのは束の間、一気にぐいいいっ！！とペンチのようなもので引っ張られ全身を持ち上げられる感じでした。なんか、釣り上げられた感じで、釣り針が口に引っ掛かった感じでした。その時目から血が出るくらい思い切り目をつむり心ではぐわぁーー、やめてーと叫びましたがあっという間に抜き終わっていました。私は汗だくでぐったりしながら、なんやねんと思いながらその場をあとにしました。思った以上に痛くなく良い歯医者でよかったーー 2009年新人草野球選手より