ジュニとの小さな小さな思い出。
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えつこ
2011年11月25日 22:03 visibility96
今回のジュニの件を聞き、ふと思い出す。
ううん、忘れたことは無かった。
ジュニが覚えてるわけは無いけれど、私にとっては大きな思い出。
いつだったかな、昨シーズンだったかな。
いつものように試合終了後、出待ちをしてた。
確か、出待ちで初めて私が居たところに来たのがジュニだった。
脇の脇に立っていた所に来たから、それだけで十分だったはずなんだけど…ダメもとで、そっとノートを差し出して。
その時までと同じように、私の直前で「最後」と聞こえて、やっぱりかぁ~って思ってたら、ジュニはまだ辺りを見渡してた。
そこにちょうど私のノートがあったみたい。サインを書いてくれた。色が薄くなってたのに気づいて、より力強く。
驚くべきことじゃなかったって分かってるけど、嬉しかった。
見逃さないようにしてくれるのって、幸せなことだから。誰がそうしてくれても嬉しい。
そんなこんなでその日のジュニにとって最後になった、私へのサインを書き終わり立ち去る彼に、全力で声をかけた。
「オブリガード、ジュニ!!」
周りが退いてた気はするけど、その時は何も考えず、純粋な気持ちを叫んだから、まったく分からず(・・;)
そしたら体ごとこっちに向いて、眩しい笑顔で手を振ってくれた。
なんてことないことだったのかもしれない。
偶然で、機嫌が良かったからかもしれない。
でも嬉しかった。ただ嬉しかった。
彼が太陽と呼ばれる由縁の一つである、あの笑顔がピッチの外で見られたことが。
そう、小さな小さな思い出。
人生の中でごく一瞬の出来事。
でも私にとっては重要な、大きな大きな思い出。
時々、なんてことするのさ、って思わせることをしてたけど、皆から愛されるジュニ。それだけフロンターレにとって偉大な存在。
やっぱり寂しいよ。
sellフロンターレ
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