アルガルベカップ。

開幕したアルガルベカップ。
日本代表はノルウェーとの緒戦。

先制はノルウェー、ミドルレンジのシュート…ちょうどバイタルエリア周辺だったか…を許してしまう。
コンディションからして同じヨーロッパのノルウェーの調子が良かったのは合点はいく。
…とはいえ、本来防げたはずの失点であったのは否定できない。


それでも前半終了間際に追いついたことはかなり大きかった。
宮間さんのクロスを永里さんがフリーで合わせた得点だった。
前半終了の笛がその直後に鳴った。


後半も日本の動きが完全に良くなったわけではなかったが、改善は間違いなかった。
自分たちのミスも互いのカバーで守りきり、最終的には得点として努力が実を結んだ。

川澄さんのシュートが相手に2度当たり、ＧＫの逆を突いた。運にも恵まれていたが、ノルウェーの先制点と同様バイタルエリアに侵入して打ち込んだ物だったことは見逃せない点だ。


日本はヨーロッパ組の調子が良かったことが大きかった。
とくに鮫島さんは的確なオーバーラップで攻撃を活性化、宮間さんがそれを見越してキープする姿は堂々たる物だった。
海堀さんの判断の良さも光っていた。彼女のプレーは見る度に進化していると思います。


若手選手も短い時間ながら出場でき、厳しい日程の中でも勝利したことは重要なことだろう。


勝利と底上げ、連携の強化が一緒に求められるこの大会。楽しみである。