結果。
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えつこ
2013年06月20日 23:11 visibility119
なでしこはドローか。
宮間姉の退場じゃ、ただ10人に減った以上の痛手だ…この人の後に続く選手が育ってほしいなあ…でも今日は観てないから、どうこうは言えないや。
朝の日本対イタリア、私の思い通りと予想外と…って感じですかね。
早々に2点は驚いたけど、今のイタリア最終ラインは過去ほどの堅さはないからね…バルザーリさんは前節カード喰らってたはずだから累積恐れてたろう。
それに日本のようなプレーはイタリアでは多く食らわないから、対応にひどく追われていた。
日本、見事だった…けど、こちらも慣れないスタイルのプレイヤーにやられた感じがする。
オウンを誘発した麻也やんとジャッケリーニの一瞬の駆け引き…プレミアリーグでは意外と無いパターンだった気がする。
どちらのPKも見事だったねえ…キッカーだった2人はしっかり相手を出し抜いた。
セットプレーも見事だったねえ…蹴ったそれぞれのボールのスピードなどを計算し尽くした合わせる側。
ピルロ先輩からデ・ロッシ、遠藤先輩からザキオカ先輩。
…あとは流れの中での得点。
日本の崩し、完璧だった。最終ラインギリギリを突いたかがーわのポジショニングと技術、素人の私には説明できないよ。
イタリアの4点目も。
デ・ロッシの速いスルーパスにしっかり合わせたマルキ、的確なクロスを的確にジョヴィが押し込んだ。
こうやって振りかえってみると、大きな差は無かった。それは実際そうだと思う。
でも交代策の緻密さは劣ってた。でも、お互いに苦しい時間帯になったとき、決めたのはイタリア。こっちも決めたけど、決勝点にはならなかった。
難しいことだし、外から見ている人間がどうこう言えるレベルの事じゃないのも分かってるけど…撃ち合いになってもそれを制すること、最後の最後で踏ん張りきること、そこが明暗を分けたんでしょうね。
試合が終わり、死闘を称え合う両国代表…一通り挨拶が終わっていく中、国際映像で長く映っていた、ジジとコーチの抱擁。
おそらくコーチが抱きしめたんだと思う。
ジジが浮かべていた表情はなんと表現すればいいのか。失点への責任と重圧に蝕まれた90分から解放されたことによる安堵の表情か…。
時に宇宙人と、かつての戦友からからかわれてたりした彼だけど、果てしなく遠い人に見えていた彼だけど、ふっつうの人間。
分かってるけど…改めて思った。
それだけ追いつめたんだよ。
追い詰めでも勝たなきゃ無意味なんだけど、経過をゼロにするのも無意味なんだ。
結局負けた…負けは負けだ。
でも対等に渡り合ったことに胸を張っていい。
サッカー以外でもそうだけど、極論から生まれるものは無いと思うんだ。
何が良くて何が悪かったのか、良かった所をどう進化させるか、悪かった所をどう改善するか、それを監督、選手、コーチ、スタッフ全員で見つけていけばいい。
そしてメディアも…サポーターも…ファンも…出来ることはある。
私はそう信じてサッカーというスポーツを見ているんだ。
世界の舞台って、やっぱ最高だ。
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