【スポーツコラム】2013年WBC、スペイン代表は初出場！

野球の世界一を決める大会であるワールド・ベースボール・クラシック(ＷＢＣ)が、今年の３月に開幕します。

今大会の参加国の中で、唯一初出場となったのがスペイン代表。

今回からＷＢＣの予選が行われるようになり、昨年の９月に行われた予選で、フランス代表、イスラエル代表に勝利して、今大会の出場権を獲得しました。

ただし、スペイン代表といっても、スペイン本国で生まれた選手はほとんどいなくて、スペイン系ベネズエラ人やスペイン系ドミニカ人らで編成されたチームであるため、純粋のスペイン代表とはいえないかもしれません。

ただし、オランダやイタリアに続いて、新たなヨーロッパの国がＷＢＣに参加したことは大きな意味があるでしょう。今後ドイツやフランスなども ＷＢＣに出場していけば、ヨーロッパでの野球に対する印象も変わってくる可能性は十分にあると思えます。

初出場のスペイン代表は、第一ラウンドでは、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ代表と同じグループに入りました。どの国もスペインより格上のチームであるため、次のラウンドに進めるかは難しいところですが、ヨーロッパに野球の文化を広げるためにも、頑張って欲しいですね。