負けたら鞭打ちの刑!フセイン政権時代は大変だったイラク代表

  • news
    2013年06月07日 19:44 visibility5336

日本代表が来週11日にイラク代表と対戦します。

この試合はイラクのホームゲームですが、治安の問題からFIFAがイラクでの試合開催を許可しなかったため、替わりにカタール・ドーハで開催されます。

尚、1993年に日本代表があと一歩のところでワールドカップ出場を逃した試合、いわゆる「ドーハの悲劇」の試合も同じくドーハで行われたイラク戦でした。

ただし、あの頃はイラクが危険と判断されたからではなく、当時のワールドカップ・アジア予選は予選参加国が同じ国に集まって、集中的にワールドカップ予選の試合をこなす時代で、ドーハ・カタールが当時の開催地だったのです。

当時のイラクは、フセイン政権下でした。

フセイン政権が崩壊した後に明らかになったことですが、当時はフセインの独裁政権下だったため、イラク代表の選手たちは、試合で結果が残せなかったら鞭打ちの刑を喰らっていたようです。

ドーハの悲劇と呼ばれる日本対イラクの当時の試合は、引分けだったため日本はワールドカップ出場を逃したわけですが、もしあの試合でイラク代表が敗れていたら、おそらく当時の選手らはイラクに戻ったら鞭打ちの刑を喰らっていただろうといわれているようです。

あの時最後まで諦めなかったイラクはもしかしたら、鞭打ちの刑を喰らいたくないという気持ちから起こったものなのかもしれませんね。

おそらく、来週行われるイラク対日本の試合では、イラクが負けてもそのような悲惨な刑は有り得ないでしょうが、ワールドカップ出場の可能性を維持するためにも、イラク代表は日本に対して必死に戦ってくるでしょう。

そういった相手に日本代表はどんなサッカーを見せてくれるのか、期待してみていきたいですね!

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。